風水インテリアで、廊下の運気を整えてみませんか?
風水において、廊下は、玄関から入ってきたエネルギーを部屋の隅々まで行き渡らせる大切な場所。
一方で、廊下は直線的で物が少ないことから運気が早く流れてしまう場所とも言われています。
速く流れるエネルギーを留めるのに効果的なのが、カーペットです。
廊下にカーペットを敷いて、エネルギーの速度を緩和し、家全体に良いエネルギーが回るようにしましょう。
本記事では、風水インテリアで廊下敷きカーペットを選ぶ方法について解説いたします。
廊下と風水の関係性について
風水インテリアにおいて、廊下は玄関から入り込んだ「気」を家全体に運ぶ役割を果たしています。
人の身体で言う「動脈」、風水で言う「龍脈」のような部分です。
しかし、廊下は直線的で細長いため、「気」が勢いよく流れていってしまいます。
廊下の床に使用されるフローリングや大理石などの冷たく滑らかな床では、エネルギーはさらに早く流れてしまうことでしょう。
気の流れが速い場所は、忙しなさや緊張感を生みます。
廊下にいると落ち着かなかったり、つい早歩きになったりするのは、廊下の気の流れが速いためです。
緊張感のある空間では良い「気」も逃してしまいます。
玄関から入ってきたエネルギーを部屋の隅々まで行き渡らせるには、気の流れを緩やかにすることが大切です。
風水インテリアの観点で整えて豊かにすることで、心地よく過ごせる廊下を演出しましょう。
廊下の気が整うことは、家全体にエネルギーを行き渡らせることにも繋がります。
廊下の風水インテリアにはカーペットが最適
廊下は「気」の流れが速い場所。
そして、廊下に使用されているフローリングや大理石などの床材も、廊下に冷たさを生み、さらに「気」の流れを加速させています。
そこで、気の流れを変えるためにご使用いただきたいのが、廊下敷きカーペットです。
カーペットの優しい足触りは、廊下に流れる「気」のスピードを緩めてくれます。
見た目にも物理的にも暖かみのあるカーペットは、廊下に漂う緊張感を解してくれることでしょう。
風水において長方形は、安定感を与えてくれる形状だと言われています。
細く長く伸びた長方形の廊下敷マットは、廊下を速く流れる「気」を安定させるのにも効果的です。
カーペットに埃や汚れがついていると運気を下げてしまうため、こまめな掃除を忘れないようにしてください。
風水で選ぶ廊下敷きカーペットの色
風水において、色は欠かすことのできない重要な要素。
色は、それぞれ違うパワーを持っていると言われています。
廊下の速い気の流れを緩和できるよう、カーペットは色選びにも気をつけましょう。
風水インテリアの視点から、廊下に敷くカーペットの色の選び方について解説いたします。
「土」の気を持つベージュや黄色を取り入れる
廊下は気の流れが速く、「水」の気が強い場所です。
「水」の相剋である、「土」の気のエッセンスを取り入れましょう。
「土」の気を持つ色には、ベージュや黄色、クリーム色などが挙げられます。
土の気を持つ色は安定感があり、速く流れる気を落ち着けるのに最適です。
廊下は暗くなりやすい場所。
明るいクリーム色やイエローを選ぶと、廊下の陰気な雰囲気を和らげることができます。
「水」の気を持つ青や黒は控えて
一方で、廊下のカーペットに適していない色もあります。
それは、「水」の気を持つ青や黒です。
廊下に「水」の気を持つ色を取り入れると、元から速いエネルギーの流れを、さらに速めてしまいます。
青や黒は冷たさを感じさせる色でもあるため、廊下の冷たい雰囲気を一層強めてしまうことも。
緊張感がより強調されるため、居心地が悪くなる可能性があります。
「水」の気を持つ色を取り入れるときは、暖色の照明を使いましょう。
温かな灯りが、冷たく速い「水」の気を中和してくれます。
方角に合わせて選ぶ
廊下敷きカーペットを、廊下のある方角と相性の良い色から選ぶというのも一つの案です。
風水の考え方では、万物は「陰・陽」どちらかの性質を持ち、「木・水・火・金・土」のいずれかに分類されています。(これを陰陽五行説と言います。)
これは、方角も例外ではありません。
例えば、北は「陰」と「水」の性質を持ちます。
陰の気が強い場所のため、ピンクやオレンジなど温かみのある色を取り入れるのがおすすめです。
一方、東は「陽」と「木」の性質を持ちます。
木々を表す緑色や、木を育てる水の色(青色)がラッキーカラーです。
このように廊下敷きカーペットも、方角と相性の良い色を取り入れることが開運に繋がります。
ここでは、方角別に相性の良い色を表にまとめましたので、色選びの参考にしてください。
▼方角別の相性の良い色▼
北 | ピンク・オレンジ・ホワイト |
東北 | 白・ブラウン・赤 |
東 | 青・緑 |
南東 | オレンジ・緑・ピンク |
南 | ベージュ・緑・オレンジ |
南西 | ベージュ・黄色・緑 |
西 | 黄色・白・ゴールド |
北西 | グレー・ベージュ・アイボリー |
黄色・ベージュの廊下敷きカーペット
廊下に敷くカーペットは、気を安定させる「黄色」や「ベージュ」などがおすすめです。
ここでは、廊下の気の流れを緩和する黄色やベージュの廊下敷きカーペットをご紹介します。
当店フロムフロアはオーダーカーペットの専門店。
廊下敷きカーペットは、家の間取りに合わせて1cm単位でサイズオーダーいただけます。
廊下の柱やドアに合わせて凹凸加工や角カット加工も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
レモド
フッ素樹脂による強力防汚加工を施したお手入れしやすいカーペット『レモド』。
カーペットに液体をこぼしてもなかなか染み込まない、強力撥水機能を備えています。
土の気を持っているのは、クリーム色やライトブラウンです。
明るい廊下を演出したいときはクリーム色を、落ち着いた印象にまとめたいときはライトブラウンをお選びください。
バンジュ
ベーシックなデザインの高機能廊下敷きカーペット『バンジュ』。
防炎加工が施されており、高層階マンションの廊下でもお使いいただけます。
土の気を持つのは、ベージュ、ライトブラウン、ブラウンの3色。
消臭・撥水機能が付いており、ペットの滑り止め対策としても最適です。
メルン
北欧風の色使いが可愛らしいウィルトン織りの廊下敷きカーペット『メルン』。
安定感のあるチェック柄は、風水において土の気と相性が良いと言われています。
土の気を持つ黄色と組み合わせることで、気の流れも落ち着けることができるでしょう。
廊下の風水インテリアのポイント
廊下は、家中に運気を運ぶ大切な場所。
玄関から入ってきた良い気が、家全体に広がるように環境を整えておきましょう。
最後に、カーペット以外の、廊下の風水インテリアのポイントについて紹介いたします。
壁に物を飾る
廊下では、速いエネルギーが一直線に流れているため、せっかく入ってきた良い運気も留まることなく出ていってしまいます。
気の流れを落ち着かせるには、絵や写真を飾るのもおすすめです。
複数の小物を飾るときは、左右の壁に、交互になるようディスプレイしましょう。
視線が右へ左へと移ることで、エネルギーの流れも自然と落ち着きます。
イラストや写真をディスプレイするのも良いですが、ギャッベマットやペルシャ絨毯などの繊維製品を飾るのも効果的です。
質感の違うものを飾ることで廊下のフォーカルポイントを作ることができます。
壁は清潔感も重要ですので、壁紙の汚れや劣化も合わせてチェックしておきましょう。
観葉植物を飾る
廊下の突き当りや角は、流れてきた気が押し寄せている場所。
とりわけ、突き当りに窓がある廊下は、玄関から入ってきたエネルギーが一気に窓へと流れてしまいます。
気の流れを落ち着けるために、廊下の突き当りは観葉植物を飾りましょう。
観葉植物は、家のどの場所においても開運効果を発揮するアイテム。
癒し効果のある植物が、廊下に漂う緊張感を解してくれます。
心地よさや安定感を与えてくれる、葉の大きい植物がおすすめです。
観葉植物のお世話が難しいときは、フェイクグリーンを置いてみましょう。
フェイクグリーンは、本物の植物に比べると開運効果は下がりますが、癒し効果や気持ちを落ち着ける効果は期待できます。
埃を被ると運気が落ちるので、頻繁に拭き掃除をおこなってください。
壁掛けのフェイクグリーンもおすすめです。
余計なものを床に置かない
廊下の床に通勤カバン、届いた荷物、洗濯物などの日用品や不用品をつい置いてしまっていませんか。
血管が身体全体に酸素を送っているように、廊下も家全体にエネルギーを送っています。
そのような廊下に物が散乱していたらどうでしょうか?
廊下に物が散乱していると、気の通り道を塞いでしまうことになります。
血管が詰まると血流が滞るのと同じように、廊下に不用品が置いてあると気がスムーズに流れません。
廊下の気が滞ると、良い運気を招き入れることができず、家全体の気が澱んでしまいます。
廊下は気の流れがスムーズになるよう、通り道を作っておくことが大切。
廊下に必要のないものは整理・処分し、いつでも清潔を保つようにしましょう。
本記事のまとめ
本記事では、風水インテリアで廊下敷きカーペットを選ぶ方法について解説いたしました。
細く長い廊下は、エネルギーの流れが速い場所。
早い気の流れは緊張感を産み、運気を逃しやすくなってしまいます。
足触りの柔らかなカーペットを敷き込み、緊張を緩和しましょう。
廊下に敷き込むカーペットは、流れを緩める「土」の気を持つ色がおすすめです。
イエローやクリーム色、ベージュなどの廊下敷きカーペットを敷いてみてください。
青や黒など「水」の気を持つ色は、流れを早める可能性があるためご注意ください。
その他、観葉植物や壁面ディスプレイなども気の流れを緩める効果があります。
風水インテリアを取り入れて、居心地の良い廊下を演出しましょう。