子供部屋におすすめの敷き詰めカーペットについて

子供部屋の床は、お子様が座ったり歩いたりする際に必ず触れている場所。
大切なお子様のお部屋づくりにおいて、床材選びはとても重要です。

防音性や弾力性、断熱性に優れたカーペットは、子供部屋に最適な床材のひとつ。

お子様が快適に過ごせるよう、メンテナンスのしやすいものをお選びください。

本記事では、子供部屋に敷き詰めるカーペットの選び方とおすすめカーペットをご紹介いたします。

子供部屋に敷き詰めカーペットがおすすめの理由

カーペットは必ずしも必要なものではありませんが、敷いておくことで子供部屋をより豊かに彩ることができます。

数ある床材の中で、敷き詰めのカーペットが子供部屋におすすめな理由。

それは、カーペットが安全性・快適性・デザイン性に優れている点にあります。

子供部屋にカーペットを敷く一番のメリットは、防音性の高さです。
お子様が元気に走り回る音や、おもちゃを引きずる音などが階下に響かないようにしてくれます。

カーペットが防音効果は、勉強や作業に集中しやすい静かな環境作りにも役立つことでしょう。

カーペットは防音だけでなく、断熱や保温効果も高いです。

また、カーペットはフローリングに比べてクッション性に富んでるのも特徴のひとつ。
お子様が転倒した時の衝撃を和らげ、怪我を予防します。

カーペットにはハウスダストの舞い上がりを抑える効果があり、敷き詰めておくことで室内の空気をクリーンに保つことが可能です。

デザインや機能が豊富なカーペットは、楽しく過ごせる子供部屋づくりの一助となるでしょう。

子供部屋に最適な敷き詰めカーペットの種類

子供部屋に敷き詰めるカーペットは、安全性と実用性を兼ね備えたものでなければなりません。

ここでは、子ども部屋に最適な敷き詰めカーペットの種類を紹介します。

タイルカーペット

タイルカーペットは一辺が40～50cmのタイル状になっているカーペットのことです。

タイルカーペットの優れている点は、「扱いやすさ」にあります。

タイルカーペットは1枚のサイズが小さいため、汚れた部分を取り外して部分洗いができます。
値段も手ごろなため、汚れがひどい部分は買い替えて敷き替えることも可能です。

また、タイルを自由に敷き詰めることができるため、どんな間取りのお部屋にもぴったり敷き込むことができます。

タイルカーペットは色や柄を組みかえて使用することも可能です。
気分に合わせて、タイルカーペットを入れ替え、デザインをお楽しみいただくのも良いでしょう。

敷き詰めカーペット

部屋一面に大きなサイズのカーペットを敷き込む方法もあります。
敷き詰めカーペットの魅力は、一体感のある床を演出できることです。

タイルカーペットはどれほど質の高い商品であっても、継ぎ目が目立ってしまいます。

一方、敷き詰めカーペットであれば継ぎ目がありません。
床に統一感が生まれ、部屋全体のまとまりも良くなります。

隙間なく部屋に敷き詰めたい方は、オーダーカーペットをお選びください。

デザインや色の種類が豊富な点も、敷き詰めカーペットならではのメリットと言えるでしょう。
ベーシックなデザインのカーペットであれば、お子様が成長してからも使い続けることができます。

ただし、敷き詰めのカーペットはサイズが大きいため丸洗いが難しい点がデメリットです。
汚れが心配な方は、メンテナンスしやすい撥水や防汚加工のついたカーペットを選びましょう。

子供部屋の敷き詰めカーペット選びのポイント

 

まして、カーペットは手軽に洗濯できるものではないためカーペットの選び方を工夫しなければなりません。

お手入れのしやすさ

子供部屋はお子様が遊んで、食べて自由に過ごす場所。
汚してしまっても大丈夫なように、お手入れのしやすいカーペットをお選びください。

撥水・防汚加工付きのカーペットであれば、水が染み込みにくく、こぼした液体汚れも簡単に拭き取ることができます。

タイルカーペットのように部分洗い出来るカーペットであれば、敷き詰めカーペットでも衛生的に保つことが可能です。

また、ウールなど汚れを弾く自浄作用を持つ素材も、子供部屋に適しています。

撥水カーペット一覧

防ダニ・抗菌機能

カーペットには埃の舞い上がりを防ぐ効果がありますが、一方でメンテナンスを怠るとダニが繁殖してしまうこともあります。

子供は床に座って遊んだり、寝転んで昼寝をしたりと、床に触れて過ごす時間が長いです。
お子様が安心してカーペットを使えるよう、防ダニや抗菌などの機能のついたカーペットをお選びください。

また、カーペットにダニを繁殖させないためには日ごろのメンテナンスも欠かせません。

週に1～2回は掃除機を掛け、定期的に換気をおこない部屋の湿気を取り除いてください。

防音性

飛んだり跳ねたり、おもちゃを落としたり…。
子供が遊ぶ中で発生する音や振動は、階下や周辺にも伝わります。

お子様が小さいうちは、防音機能のついたカーペットを選ぶと安心です。

カーペットの防音効果を知りたいときは、遮音等級を目安にしてください。

▼遮音等級の目安▼

カーペットには防音効果がありますが、建物全体が振動するような大きな衝撃は防ぐことができません。
激しくジャンプする音や重い物体を落とした時に発生する重量床衝撃音は、カーペットのみで防ぐのは難しいためご注意ください。

防音カーペットについてさらに知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

素材

カーペットは肌に触れて使用するものだからこそ、素材選びにも気を配りましょう。

子供部屋のカーペットに適しているのは、ウール素材です。

ウールは調湿性や断熱性に優れた素材。
夏は涼しく、冬は暖かいためオールシーズン通して使いやすいです。また、はっ水や弾力性などの機能性も備わっています。

また、子供部屋に勉強机などの重い家具を置いている場合は、ナイロン素材も良いしょう。

ナイロンは耐久性が高く摩耗に強いため、長くご愛用いただけます。
また、虫やカビなどの害に強いこともメリットのひとつです。

子供部屋での過ごし方に合わせて最適な素材をお選びください。

ウールカーペット一覧

色・デザイン

カーペットの色やデザインは、部屋全体の印象を決定する重要な要素。

豊かな色彩は、お子様の感性を刺激し、情操教育にも役立つことでしょう。

快活さを与えるオレンジ、リラックス効果を高める緑、心を鎮める青など、色には様々な心理効果があります。
子供部屋での過ごし方と、色の持つ心理的な効果照らし合わせながら色をお選びください。

また、子供部屋のカーペットを選ぶときに大切なのは、お部屋で一番長く過ごすお子様の意見も尊重すること。

お子様の意見を聞き入れることは、親子の信頼関係を築く上でもとても大切なことです。
自分の部屋に敷くカーペットをお子様自身で選び決定することは、お子様の自立心を育むことにも繋がります。

1からカーペットを選ぶのが難しいときは、あらかじめ選択肢を絞るなどサポートをしてあげましょう。

子供部屋に最適な敷き詰めカーペット5選

この章では、子供部屋に敷き詰めやすいおすすめのカーペットを紹介いたします。

ぜひお子様と楽しみながら、理想のカーペットをお探しください。

【タイルカーペット】プルーフ

子供部屋に最適な強力撥水加工・防音・防ダニ付きのタイルカーペット『プルーフ』。

糸そのものに撥水加工を施すことで、内部に入り込んだ水も染み込むことなく弾きます。

時間が経過しても水が染み込まず水滴として残るため、お手入れも簡単です。

汚れがひどい場合には、部分的に取り外して手洗いすることもできます。

お子様が成長されてからも使用しやすい、ベージュとブラウンの2色展開です。

【オーダーカーペット】バンジュ

強力な撥水効果を持つオーダーカーペット『バンジュ』。

毛足が短く、子供部屋をすっきりと演出します。

空気中の酵素を使って、生活悪臭を水や二酸化炭素に分解するトリプルフレッシュ効果付きのカーペットです。
電気や光も必要ないため、24時間安全に消臭し続けることができます。

【オーダーカーペット】テアトル

自然素材の魅力をたっぷりとお楽しみいただける、ウール素材100%のカーペット『テアトル』。

ウールは自浄作用、断熱性、保温性、弾力性など機能性に富んでいます。
肌への刺激も少ないため、子供部屋のカーペットに最適の素材です。

インテリアに馴染みやすいナチュラルカラーの全5色展開。
ベージュなどのベーシックカラーの他に、ローズやグリーンなども取り揃えております。

【オーダーカーペット】サウンドノラン

防音性に優れたサイズオーダーカーペット『サウンドノラン』。
歩行音や生活音がほとんど聞こえない△LL(I)-6。賃貸住宅やマンションなどの階下への騒音対策におすすめです。

毛足に複数の色をミックスすることで、単色のカーペットよりも深みのある風合いとなっています。

椅子が引っ掛かりにくいループパイルとなっているため、勉強机を使う年齢になってからもご使用いただけます。
椅子の引きずる音なども軽減されるため、静かで集中しやすい空間作りにも最適です。

【オーダーカーペット】パスカル

お子様のお部屋に最適な色彩豊かなカーペット『パスカル』。
トレンドを押さえた明るく華やかな色使いは、お子様の感性を刺激します。

清潔を保つのに便利な防ダニ・抗菌防臭機能付きのカーペットです。

ふんわりと触り心地の良いシャギーの風合いを存分にお楽しみください。

本記事のまとめ

本記事では子供部屋に最適な敷き詰めカーペットの選び方について解説いたしました。

カーペットは防音性に優れた床材。
お子様の飛び跳ねる音や、おもちゃの落下音などあらゆる生活音を防ぐのに最適です。
子供部屋全体にカーペットを敷き詰めることで、高い防音効果を発揮します。

お子様の年齢が小さく汚す心配のある場合は、部分洗いしやすいタイルカーペットがおすすめです。

敷き詰めカーペットは、シンプルなデザインも多くお子様が成長してからもお使いいただけます。
サイズオーダーのカーペットであれば、お部屋の間取り、凹凸に合わせてぴったり敷き詰めることが可能です。

長く愛用できるカーペットは、物を大切にする心を育むことにも繋がります。
カーペットの色やデザインを選ぶ際には、お子様の意見も尊重するようにしましょう。