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シャギーラグのメリット・デメリットと選び方

シャギーラグのメリット・デメリットと選び方

シャギーラグとは毛足の長いラグのことです。
華やかな見た目と、触り心地の良さから人気となっています。

一方で、シャギーラグは毛足の奥にゴミが入り込むと取り除くのが難しいため、メンテナンス面で不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

本記事ではシャギーラグのメリット・デメリットとシャギーラグの選び方について解説いたします。

シャギーラグとは毛足が長いラグのこと

手触りの良いシャギーラグ

シャギーラグは、毛足(パイル)の長さが30mm以上のラグのことです。

シャギー(shaggy)は英語で『毛むくじゃらの』『もじゃもじゃの』という意味があります。

シャギーラグの魅力は、何といってもそのボリュームたっぷりの毛足。
一般的なラグに比べて手触りが柔らかく、毛足のボリュームも多いです。

シャギーラグは毛足の長さによって『セミシャギー』『ミドルシャギー』『ロングシャギー』に分類されます。

セミシャギー 毛足の長さが約15~20mm
ミドルシャギー 毛足の長さが約21~30mm
ロングシャギー 毛足の長さが約31~50mm

ロングシャギーの中には、毛足が50mmに達するものも少なくありません。

カーペットを敷く場所や使用目的に合わせて、最適な一枚をお選びください。

シャギーラグ(毛足が長いラグ)のメリット

シャギーラグに座る女性

シャギーラグにはどのような魅力があるのでしょう。

シャギーラグのメリットは以下の通りです。

■シャギーラグのメリット

  • 見た目がおしゃれ
  • 手触りが良い
  • 温かみがある

見た目がおしゃれ

毛足の短いラグは、すっきりとしていてシンプルなインテリアに向いています。

一方で、毛足の長いシャギーラグはラグジュアリーな空間に最適です。

豊かな毛並みのシャギーラグはインパクトがあり、敷くだけで部屋全体のインテリア性を高めてくれます。
毛足が織りなす表情や陰影が、空間に高級感を与えてくれることでしょう。

お部屋の雰囲気をグレードアップさせたいときには、ぜひシャギーラグを取り入れてみてください。

リビングに取り入れれば、お部屋のムードが一気にゴージャスになります。
床に座ることが多いリビングでは、身体への負担を軽減してくれることでしょう。

手触りが良い

シャギーラグは、たっぷりの毛足による手触りの良さも魅力です。
埋もれるほどの豊かな毛並みは、いつまでも触っていたくなります。

毛足がたっぷりあるため、長時間座っていても足腰への負担が少ないこともメリットです。

長く過ごす場所や、リラックスして過ごしたい場所にシャギーラグを取り入れましょう。

リラックスしたムードを演出しやすいため、寝室の足元やベッドサイドにおすすめです。

温かみがある

シャギーラグは毛足の間に沢山の空気を含んでいるため、断熱性が高いです。
ふわふわとした毛足は、視覚からも空間を暖めてくれます。

底冷えの気になる部屋に取り入れることで、足元の寒さを和らげることができるでしょう。

シャギーラグ(毛足が長いラグ)のデメリット

シャギーラグが敷かれた寝室

一方で、シャギーラグの毛足の多さが、デメリットになってしまうこともあります。

シャギーラグのデメリットは以下の通りです。

■シャギーラグのデメリット

  • 掃除に手間がかかる
  • 重い印象を与える
  • 夏は暑苦しい?

それぞれ詳しく解説いたします。

掃除に手間がかかる

シャギーラグは毛足が長い分、埃やゴミが絡まりやすいです。
毛足の奥に埃やゴミが埋もれやすいため、掃除に手間がかかってしまいます

また、シャギーラグは経年変化がわかりやすいこともデメリットの1つ。
毛足にボリュームがある分、毛足がへたると目立ってしまいます。

これらのデメリットはお手入れの仕方を工夫することで、解消することが可能です。

シャギーラグのお手入れ方法については、後ほど詳しく紹介いたします。

重い印象を与える

毛足の長いシャギーラグは存在感があります。
そのため「部屋の印象が重くなりそう」と思われることも多いです。

インテリアの印象を軽くしたいときは、明るい色のシャギーラグを取り入れてみましょう。

また、部屋の建具や家具とトーンを揃えることで、重い印象を和らげることができます。

夏は暑苦しい?

ボリュームたっぷりのシャギーラグは、夏に暑苦しく感じられるかもしれません。

見た目をすっきりさせたいときは、夏と冬でラグを衣替えすると良いでしょう。
夏には涼しいジュートラグなどを敷き、冬には温かみのあるシャギーラグを使用すれば、足元から季節感を演出できます。

また、シャギーラグの素材によっては、夏でも快適に過ごすことが可能です。
通年でシャギーラグを使用したいときは、コットンやウールなど、通気性の良い天然素材のラグを選びましょう。

シャギーラグの選び方

シャギーラグを敷いたナチュラルなインテリア

この章ではシャギーラグの選び方について解説いたします。

シャギーラグを選ぶときは以下のに気をつけましょう。

  • 毛足の長さ
  • サイズ
  • 素材
  • お手入れのしやすさ

それぞれについて詳しく解説いたします。

毛足の長さ

シャギーラグの毛足

シャギーラグを選ぶときに大切なのが、毛足の長さです。
シャギーラグは毛足の長さによって、見た目やお手入れのしやすさが大きく変わります。

▼シャギーラグの毛足の長さと特徴▼

セミシャギー 短めの毛足(約15~20mm)。
お手入れしやすく、すっきりとした印象に。
ミドルシャギー ほど良い長さの毛足(約21~30mm)。
デザイン性とメンテナンス性の良いとこどり。
ロングシャギー 長めの毛足(約31~50mm)。
ボリュームたっぷりだが、お手入れはやや大変。

セミシャギーラグは毛足が短いためお手入れがしやすいです。
一方でシャギーラグらしいボリューム感が欲しい方は、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ミドルシャギーラグは、ほど良いボリュームとお手入れのしやすさの両方が叶うことがメリットです。

お部屋に高級感が欲しい方、たっぷりのボリュームを味わいたい方は、ロングシャギーを選びましょう。

サイズ

リビングに敷き込まれたシャギーラグ

毛足の長さに合わせて、シャギーラグのサイズを選びましょう。

ロングシャギーのように毛足の長いラグはゴージャスな印象を与えます。
インテリアのアクセントとして、部屋の一部に敷き込みたいときはロングシャギーが最適です。

一方で、部屋の一面にインパクトのあるロングシャギーを取り入れると、圧迫感が出てしまうかもしれません。
広い面積に敷き込むときは、ミドルシャギーセミシャギーなど、ほど良い毛足の長さのものがおすすめです。

このように、シャギーラグを選ぶときは、毛足の長さとのバランスを意識しながらお選びください。

素材

シャギーラグ

ラグ・カーペットは素材によって使い勝手が大きく変わります。
シャギーラグを選ぶときは、素材選びにも気をつけましょう。

長い毛足は、夏になると暑苦しく感じられることがあります。
一年中シャギーラグを使用したいときは、ウールコットンなど、通気性の良い天然素材のシャギーラグをお選びください。

また、同じラグを長く愛用したい方は、ナイロンのシャギーラグがおすすめです。

ナイロンは、へたりにくく耐久性が高い素材。
シャギーの弾力やふわふわとした手触りを長くキープしてくれます。

お手入れのしやすさ

シャギーラグに掃除機を掛けている

シャギーラグはお手入れのしやすさも重要な判断基準です。

汚れが心配な方は、毛足の短いセミシャギーミドルシャギーを選びましょう。

小さいお子様やペットがいて定期的にラグを掃除したい方は、水洗いできるタイプをお選びください。

また、静電気が発生すると、カーペットに付着したゴミが取れにくくなります。
ロングシャギーラグは、帯電防止機能付き(制電タイプ)のものがおすすめです。

おすすめのシャギーラグ・カーペット

ここからは、当店自慢のシャギーラグ・カーペットを紹介いたします。

 

ティル フレド

おしゃれなシャギーラグ『フレド』

パイル長約23mmのほど良い長さのミドルシャギーラグ『ティル フレド』。

北欧モダンなインテリアに合う、洗練されたニュアンスデザインが魅力です。

パイルのポリプロピレン糸にはヒートセット加工が施されており、ウールに似た柔らかな手触りをしています。

ティルシリーズは他のデザインも人気ですので、ぜひご覧ください。

ジェム

ナイロンラグの上に寝転ぶ女性

パイル長約15mmのすっきりとした国産セミシャギーラグ『ジェム』。

かさ増し加工ナイロンを100%使用し、通常よりも柔らかく膨らみのあるラグに仕上げました。
ナイロン素材は丈夫で耐久性が高いため、シャギーの弾力や手触りを長くお楽しみいただけます。

洗濯機で丸洗いも可能で、お手入れも簡単です。

ポンド

紫のおしゃれなラグ

パイル長約40mmのウィルトン織りシャギーラグ『ポンド』。

ウィルトン織りは毛足の密度が高く、毛足が詰まっているのが特徴です。

無地のシンプルなラグなのでどんなお部屋にもマッチします。
光沢糸が交ざった艶やかなシャギーが、インテリアに高級感を与えてくれるでしょう。

四角形はもちろん、円形タイプのラグも人気です。

ローベル

おしゃれなシャギーラグ『ローベル』

ラグの縁まで毛足が詰まった、パイル長約35mmのロングシャギーラグ『ムーシャ』。

非常に細い繊維「マイクロファイバー糸」を使用した、柔らかくなめらかな手触りのラグです。

ロングシャギーを高密度で織り上げることで、全厚30mmという圧倒的ボリュームを実現!
くせになる、ふかふかの踏み心地をご堪能ください。

シリル

おしゃれなシャギーカーペット『シリル』

パイル長が約30~40mmのカット&ループパイルカーペット『シリル』。

ロングシャギーのパイルにループパイル(輪っかになったパイル)をミックスすることで、しっかりとした踏み心地を実現。
デザインも弾力もパーフェクトな仕上がりになっております。

1cm単位でサイズオーダーできることも、シリルならではの魅力です。
(ボリュームシャギーラグでサイズオーダーできるカーペットは滅多にお目にかかれません!)
ソファ前や、リラックススペースなど欲しい場所にジャストフィットで敷いていただけます。

 

ゲラン

おしゃれでカラフルなネップが印象的なカーペット『ゲラン』

パイル長約25mmのミドルシャギーカーペット『ゲラン』。

カラフルなネップ(節)が、空間に深みを与えてくれます。

ウール素材を100%使用しているため通気性が良く、オールシーズン敷いても快適です。

ムーシャ

シャギーラグ『ムーシャ』

パイル長約40mmのロングシャギーカーペット『ムーシャ』。

太さの異なるパイルを組み合わせて、表情豊かに仕上げました。

防ダニ・遊び毛防止付きで衛生的に使いやすい国産カーペットです。

シャギーラグのお手入れ方法

シャギーラグの風合いを長くお楽しみいただくためには、定期的なお手入れが欠かせません。

最後に、シャギーラグのお手入れ方法を紹介します。

掃除機掛け

ラグを掃除している様子

普段のお手入れは掃除機掛けで十分です。
週に1~2回を目安にシャギーラグに掃除機を掛けてください。

■掃除機掛けの方法

目に見えるゴミを拾い、カーペットブラシやヘアブラシで毛並みを起こしておきます。
掃除機をゆっくり丁寧にかけてゴミを取り除きます。

シャギーラグに絡まったゴミを取り除くには、毛並みを起こすことが大切です。
縦・横・斜め
と角度を変えながら掃除機を掛けましょう。

回転ブラシを回すと毛足が絡まったり、傷んだりすることがあります。
シャギーラグに掃除機を掛けるときは、必ず回転ブラシをオフにしましょう。

また、ロボット掃除機は運転中に毛足が絡まってしまう可能性があるため使用を控えてください。

髪の毛や小さなゴミには、ゴム手袋が有効です。
ゴム手袋を装着してラグの表面を撫でると、静電気の力でゴム手袋にゴミが集まります。

拭き掃除

カーペットの汚れを拭き取っている

カーペットに付着するゴミは掃除機で落とすことができますが、皮脂や汗などの汚れは落とすことができません。
月に1~2回は拭き掃除をおこないましょう。

■拭き掃除の方法

シャギーラグに掃除機を掛けた後、水に濡らして固く絞った雑巾でラグを拭き上げます。
毛足を優しく叩くようなイメージで拭いてください。

水拭きで汚れが落ちないときは、ぬるま湯に薄めた中性洗剤をお使いください。

カーペットの黒ずみ、匂い予防には、重曹スプレーを使用した拭き掃除がおすすめです。

■重曹スプレーを使った掃除方法

カーペット全体に重曹水を吹きかけて1時間ほど放置し、水拭きで重曹を落としましょう。
乾拭きをしてカーペットを乾かせば、お手入れ完了です。

重曹を使ったカーペットのお手入れ方法は以下の記事をご覧ください。

陰干し

カーペットを干している

年に1~2回、季節の変わり目に陰干しをおなってください。

■ラグの陰干し方法

掃除機を掛けた後、ラグを裏返した状態で風通しの良い場所に陰干しします。
湿気をある程度取り除いたら、布団たたきなどでラグを叩き、中に溜まっているホコリを叩き出しましょう。
ラグを取り込んだ後、再度両面に掃除機を掛ければお手入れ完了です。

ラグは直射日光に当たると変色や劣化を招くことがあります。
必ずラグは裏返した状態で陰干しするようにしてください。

ラグの中にこもった湿気とホコリを取り除くことができます。

本記事のまとめ

本記事ではシャギーラグのメリット・デメリットについて解説してきました。

毛足の長いシャギーラグは座り心地が良く、空間をゴージャスに演出します。

一方で、シャギーラグには、以下のようなデメリットもあるです。

■シャギーラグのデメリット■

  • 掃除に手間がかかる
  • 重い印象を与える
  • 夏は暑苦しい?

デメリットがあっても、選び方で解決できることもあります。
お手入れの頻度や、使用場所の汚れやすさに合わせて、ラグの毛足の長さやサイズを決めましょう。

毛足の長いシャギーラグは存在感があり、インテリアの主役として空間に華を添えてくれます。
素敵なシャギーラグを敷いて、インテリアアレンジの幅を広げてみてください。

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