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ベッドの下(横)にカーペットを敷くメリット・デメリット

ベッドの下(横)にカーペットを敷くメリット・デメリット

足触りが良く、足元の冷えを予防してくれるラグやカーペット。
リビングや子ども部屋に敷くことが多いですが、寝室でも活躍してくれることをご存知でしょうか?

ベッド下やベッドサイドにラグを敷くことで、居心地が良く寛ぎやすい寝室を演出することができます。
寝室こそ、ラグがその真価を発揮できる場所なのです。

本記事では、ベッドの下にカーペットを敷くメリットとデメリット、そして寝室に敷くラグの選び方について解説いたします。

ベッドの下にカーペットを敷くメリット

一人暮らしのワンルームに敷かれたラグ

ベッドの下にカーペットを敷くことは、足元の保温性を高める以外にも様々なメリットがあります。

足元の保温性が高まる

ベッドサイドに敷き込まれたラグ

フローリングのデメリットは冷たさを感じやすいこと。
ベッドから出たときに、フローリングの冷たい感触にげんなりしている方も多いのではないでしょうか?

ラグやカーペットは保温性・断熱性に優れた床材
ラグを敷くことで足元の保温性を高めることができます

冬の朝、ベッドから足を降ろしたときに温かなラグの感触がある。
それだけで一日のスタートを気持ちよく迎えられる気がしますね。

ベッド全体をカバーすることが難しいのであれば、ベッド横の足元だけでもラグを敷いてみてください
きっと効果を感じることができるはずです。

床の傷・へこみ防止

ベッド横に敷き込まれたラグ

何時間も大人の体重が乗っているベッド。

寝返りや、寝起きをする際にベッドに体重がかかることで、気づかぬうちに擦れたり動いたりしてしまうことがあります。
またベッドは脚が細いため負荷が掛かりやすいため、フローリングに傷をつけやすいです

ベッド周辺に敷き込むことで、ベッド下の床を傷から保護することができます

床に傷をつけたくない方は、ベッドの下にカーペットを敷き込んでおきましょう。

ほこりやゴミが舞いにくい

カーペットはダニやカビが発生しやすいというイメージがありますが、カーペットを敷き込んだからと言って寝室が不衛生になるわけではありません。

むしろ、カーペットはハウスダストが空気中に舞い上がるのを防いでくれると言う役割を担っています。

【ハウスダストの舞い上がり量の比較】
カーペットとフローリングのハウスダスト舞い上がり量

参照:日本カーペット工業組合.「カーペットでハウスダスト対策!」.
http://carpet.or.jp/publics/index/13/

日本カーペット工業組合がフローリングとカーペットでハウスダストの舞い上がり量を比較実験を行いました。
その結果、カーペットでの舞い上がり量はフローリングの約10分の1程度ということがわかったのです。

カーペットはハウスダストの舞い上がりを抑制し、空気をクリーンにしてくれます。

アレルギーをお持ちの方、寝室のハウスダスト対策をおこないたい方は、カーペットの使用がおすすめです。

インテリア性の向上

ベッドサイドに敷かれたおしゃれな円形ラグ

面積の大きなラグはインテリアの雰囲気を一新することができるアイテム。
色や素材、柄が豊富でコーディネートに彩りを与えてくれます。

寝室のアクセントとしてラグを取り入れてみても良いでしょう。
ベッドやベッドリネンとのトータルコーディネートをお楽しみください。

また、繊維製品であるラグは空間に暖かみを与え、柔らかな雰囲気を演出します。

おしゃれで居心地の良い寝室にラグは欠かせないアイテムです。

防音対策

ウールカーペット『ピュアウール2 本間』

深夜の静寂の中では、小さな音であってもよく響きます
寝室は静かなイメージがありますが、ベッドの軋む音、足音など意外に生活音が発生しているものです。

フローリングは音や振動が伝わりやすいため、これらの生活音が階下へと響いている可能性があります。

とくにマンションやアパートなどの集合住宅では、早朝や夜間に音が響いていると近隣住民との騒音トラブルに発展しかねません。

そんなときにおすすめなのが、防音性に優れたラグやカーペット

ラグは防音性に優れた床材なので、ベッド下にラグを敷き込んでおくことで、寝室での生活音を和らげることができます。

ベッド下にラグを敷くデメリット

ベッドルームに敷き込まれたラグ

一方で、ベッド下にラグを敷くことによるデメリットもあります。

メリット・デメリットを比較し、寝室にラグが必要かを検討しましょう。

滑りやすい

ラグ専用のすべり止め

ラグはクッション性に優れたアイテム。
そのため、高齢者がお子様の転倒のケガ予防としてラグを敷いているご家庭もあるかと思います。

一方で、滑り止めのついていないカーペットの場合、ベッドから足を踏み出したときに滑ってしまう可能性も。

ラグが滑りやすいと、転倒してしまう恐れもあるため滑り止め対策が必要です。

滑り止め付きラグや、ラグ専用の滑り止めをご利用ください。

ダニやカビが繁殖する可能性がある

ラグに掃除機をかけている様子

先ほど説明した通り、カーペットには埃を吸着する役割があり、ベッドから舞い落ちたゴミや埃もカーペットに付着します。

そのまま放置していると、ダニやカビが繁殖する可能性もあるため注意が必要です。

大切なのは、日ごろのメンテナンス
掃除機をかけてゴミがカーペットに蓄積されないようにしましょう。
陰干ししたり、室内を換気したりして、湿気を逃すことでもダニ・カビの発生を防ぐことができます。

また、「防ダニ」「抗菌」加工の施されたラグを選ぶことも大切です。
ベッドの下にラグを敷き込んでいる場合は陰干しや洗濯が難しいと思いますので、ダニやカビに強いラグを選ぶようにしましょう。

寝室にカーペットを敷く方法

ベッドとカーペットをどのようにゾーニングするか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、寝室にカーペットを敷き込む方法を3つご紹介します。

ベッドサイドに敷く

140×200cmのラグを敷いた寝室

ベッドサイド(横)にラグを敷くなら、ベッドを移動させる必要もありません。
手軽に寝室にラグを取り入れることができます。

ベッドサイドにラグが敷いてあることで、足元の温かみを感じられるはずです。

ラグのずれが気になる場合は、滑り止め付きのラグやラグ専用の滑り止めを活用しましょう。

一般的な四角形のラグマットはもちろんのこと、細長いキッチンマット、円形ラグなどインテリアに合わせて形状を選ぶことができます。

ベッドの下に敷き込む

ベッドの下にラグを敷き込んだレイアウト

フローリングの傷防止として活用される場合は、ベッドの下まで敷き込む方法がおすすめです。

ベッドの下に敷き込んでいるため、ラグがズレる心配もありません。

またラグでベッドを広く覆うことができるため、防音効果も高めることができます。
足元をカバーするためにも、ベッドの幅と奥行きよりも少し大きいサイズをお選びください。

一方、ダブルベッド以上の大きの場合は、対応しているサイズのラグが少なくデザインが限られてしまいます。

2枚のラグをベッドの下に敷き込んだレイアウト

ベッドよりも大きなラグが見つからない場合は、ラグを2枚用意して両サイドから敷いてください

2枚のラグの柄や色を変えてオリジナリティを演出することもできます。

部屋全体に敷き込む

カーペットを寝室に敷き込む方法

保温性や防音性を高めたいときには、寝室全体にカーペットを敷き込みましょう

カーペットが照明の反射を抑えることで、ムーディーな寝室を演出します。

カーペットの風合いを存分に楽しみたい方におすすめです。

上品さを与えてくれるカーペットを寝室に敷き込むことで、ホテルの一室のような空間にすることができます。

寝室に敷くラグの選び方

ベッド横に敷かれたラグ

ここでは、寝室に使うラグを選ぶときのポイントについて解説いたします。

サイズ

寝室のベッドに腰かける女性

ラグやカーペットは、ベッドのサイズや敷き方に合わせてサイズを選びます。

ベッドサイドに敷き込む場合は、100×140cmや140×200cmのラグがおすすめです。
円形のラグの場合は直径140cm以上のものを選びましょう。

ベッドの下に敷き込む場合は、ラグの幅と奥行きに対して+30~50cmほどゆとりを持たせたサイズを選びます。
ラグのサイズが大きい分には問題ありません。
2つのサイズで迷ったときは、大きいサイズのラグをお選びください。

 

滑り止め

ラグが敷かれたおしゃれな寝室

ベッドの下にラグを敷き込む場合は、ベッドが重しの役割果たすためラグがズレることは少ないです。

しかし、ラグをベッドサイドにのみ敷く場合は、足をついたときに滑ってしまうことがあります。
安全のためにも、ラグには滑り止めを用意しておきましょう

滑り止め付きのラグを選ぶか、ラグ専用の滑り止めをご用意ください。

機能

寝室に敷き込んで使えるラグ

寝室は一日の中でも長い時間を過ごす場所。

快適な寝室づくりをするなら、カーペット機能性にも注目しましょう。

■寝室カーペットにおすすめの機能■

  • 防ダニ
  • 抗菌
  • 遊び毛が少ない
  • 防音

ダニやカビの予防には、防ダニや抗菌機能がおすすめです。

静かな寝室を演出するなら、防音機能付きのカーペットを選びましょう。

ベッドの下におすすめのラグ・カーペット6選

ここからは、当店自慢のベッドサイドラグをご紹介いたします。

ピュアウール

ウール100%の高機能カーペット『ピュアウール』

ウール素材を100%使用したナチュラルなカーペット『ピュアウール』。
ベッドや家具の下にも敷き込みやすいループパイルのカーペットです。

ウールは断熱性・保温性・弾力性に優れた素材。足触りが良く、暖かみのある寝室を演出します。

また、防ダニ、防音、抗菌・消臭などの機能もついており寝室に使いやすいです。

1cm単位でオーダーいただけますので、ベッド下にも部屋全体にもジャストサイズで敷いていただけます。

カラー 全4色
サイズ オーダーカーペット
機能 防ダニ、防音、抗菌・防臭、防炎、ホットカーペット・床暖房対応

サウンドノラン

シンプルなカーペット『サウンドノラン』

ミックスカラーでおしゃれな空間を演出するオーダーカーペット『サウンドノラン』。
ベッドや家具の下にも敷き込みやすいループパイルのカーペットです。

防音等級はLL-6。ほとんどの音が聞こえず、静かな寝室を演出してくれます。

低ホルムアルデヒド、防ダニ機能もついておりますので、ハウスダストが気になる方にもおすすめです。

カラー 全6色
サイズ オーダーカーペット
機能 防ダニ、防音、低ホルムアルデヒド、ホットカーペット・床暖房対応、遊び毛が出にくい

ガーデン

おしゃれなフックラグ『ガーデン』

日本製のフックラグ『ガーデン』。

フックラグは1枚のラグの中でパイル長や色、テクスチャー、素材を自由に組み合わせることが可能です。
豊かなボリュームと、立体感のある模様が足元に彩りを添えてくれます。

カラー 全1色
サイズ 約90x130cm
約130x190cm
機能 手洗いOK、滑り止め、ホットカーペット・床暖房対応

足元のみをカバーするキッチンマットサイズも人気です。

ラミナ

おしゃれなウールラグ『ラミナ』

ウール素材100%のデザインラグ『ラミナ』。
自然が生み出す優しい風合いは、寝室に癒しを与えてくれます。

ウールは断熱性・保温性に優れているので足元の寒さ対策としても優秀です。

カラー 全1色
約130x190cm
機能 防炎

ポッシュ

おしゃれなデザインラグポッシュ

ベッドサイドのラグを清潔に使いたい方におすすめのラグ『ポッシュ』。

室内の空気をきれいにしてくれる『エアクリーン』加工が施されています。
汚れが気になるときや季節の変わり目には、洗濯機で丸洗いが可能です。

アイボリーの無地と、手書き調の3種類のデザインからお選びいただけます。

デザイン 全4種類
サイズ 約130x190cm
約190x190cm
約190x240cm
機能 洗濯機で洗える、防ダニ、抗菌・防臭、消臭、ホットカーペット・床暖房対応、遊び毛出にくい

コズミック

おしゃれなラグマット『コズミック』

重厚感のあるカラーと美しい光沢が目を引く多機能ラグ『コズミック』。

ウレタンが入っており、しっかりとした踏み心地です。
防ダニ、防音、抗菌消臭といった寝室に嬉しい機能が揃った一枚

カラー 全2色
約95x130cm
約130x190cm
約190x190cm
約190x240cm
機能 防ダニ、防音、抗菌・消臭、防炎、ホットカーペット・床暖房対応

この記事のまとめ

本記事では、ベッド下にラグやカーペットを敷くメリット・デメリットと、ベッド周辺にラグを敷く方法について解説いたしました。

ベッドの下にラグを敷き込むことで、室内の保温性や防音性を高めることができます。
ラグはホコリやハウスダストを吸着する役割もあるため、こまめなお手入れを心がけてください。

寝室のインテリアを楽しみたい方は、ベッドサイドに敷くラグを探しましょう。
保温性や防音性など機能性を求める方は、室内全体にカーペットを敷き込んでください。

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