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カーペットをコインランドリーで洗濯する方法

カーペットをコインランドリーで洗濯する方法

カーペットは濡れると重量が増すため、サイズが大きくなるほど自宅で洗濯するのが難しくなります。
洗濯機の容量やカーペットのサイズによっては、カーペットが洗濯機に入らないことも少なくありません。

サイズの大きなカーペットの洗濯には、コインランドリーを活用しましょう。
洗濯から脱水・乾燥まで一気に仕上げることができ、洗濯の手間と時間を大幅に短縮することができます。

コインランドリーで洗濯をする前に、必ず洗濯表示をご確認ください。

本記事ではカーペットをコインランドリーで洗濯する方法について解説いたします。

カーペットの洗濯はコインランドリーが便利

コインランドリーに洗濯かごが置いてある

洗濯機で洗えるカーペットは、コインランドリーでも洗うことができます。

カーペットをコインランドリーで洗濯するメリットは以下の通りです。

  • 大型カーペットも洗濯できる
  • きれいに洗える
  • 故障やトラブルのリスクが軽減する

それぞれ詳しく解説いたします。

大型カーペットも洗濯できる

コインランドリーにある大きな洗濯機なら、大型カーペットも丸洗いすることが可能です

カーペットは、洗濯機の容量によって洗濯できるサイズが変わります。

■カーペットサイズと洗濯機容量の目安■

1.5畳(140×200cm)以下 容量8kg以上
2畳(200×200cm)以下 容量10kg以上
3畳(200×240cm)以下 容量14kg以上
6畳(261×352cm)以下 容量22kg以上

家庭用洗濯機の容量は4.5~12kg程度
そのため、洗濯機のサイズによっては1.5畳のカーペットでも洗えないことがあります。
また、家庭用の大型洗濯機は15kg程度のため家庭用洗濯機では3畳以上の大きなカーペットを洗濯するのは困難です

洗濯機で洗うことが難しいカーペットは、浴槽などを使って手洗いするしかありません。
ですが、面積の大きなカーペットは比例して重量も重くなるため、手洗いには非常に手間がかかります。

そこで活用いただきたいのがコインランドリーです。

コインランドリーの洗濯機の一般的な容量は10~22kg程度
ご自宅では洗濯の難しい3畳以上の大きなカーペットも、コインランドリ―なら洗うことができます。

もちろん、小さなサイズのカーペットもコインランドリーで洗濯可能です。

きれいに洗える

コインランドリーを利用する方が、簡単にきれいに洗うことができるのもメリットです。

洗濯機に容量限界以上の洗濯物を詰め込むと、汚れや洗剤が洗濯物に残ってしまいます。
汚れや洗剤が流しきれないと、雑菌が繁殖し汚れや生乾き臭が発生しやすいです。

洗濯容量の大きいコインランドリーの洗濯機なら、たっぷりの水を使用しカーペットの隅々まで洗浄することができます。

故障やトラブルのリスクが軽減する

カーペットは重量があるため、容量オーバーで洗濯すると洗濯槽が激しく揺れてしまいます。

特に、厚手のラグや大型サイズのカーペットを無理やり洗うのはNG。

振動異常で洗濯機が故障したり、カーペットの生地が傷んだりと、トラブルに発展するリスクが高まります。

洗濯機の容量が小さい場合は、無理せずコインランドリーを活用しましょう。

カーペットをコインランドリーで洗うときの料金と時間の目安

お金

コインランドリーを利用する際には、料金や所要時間も気になる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、カーペットをコインランドリーで洗濯するときの、料金と所要時間の目安を紹介します。

料金目安

カーペットをコインランドリーで洗濯する際の料金目安は600~1200円程度です。

容量別のコインランドリーの利用料金は、以下のようになります。

10~16kgの洗濯機 600~800円
17~24kgの洗濯機 800~1200円

3畳以内のアクセントラグであれば1000円以内で洗濯が完了します。
それ以上のサイズとなると、800~1200円程度かかると覚えておいてください。

また、乾燥機を使用する場合は、追加で800~1000円程度の費用が必要になります。

時間目安

コインランドリーを活用すれば、カーペットの洗濯時間を短縮することができます。

カーペットをコインランドリーで洗濯する際の目安時間は以下の通りです。

洗濯のみ 約30分
洗濯と乾燥 約90分

コインランドリーを活用すると、カーペットの洗濯は30分程度で完了します。

コインランドリーでカーペットを乾燥させるときの目安時間は30~60分程度です。
大きなサイズのカーペットは、その分乾燥させるのにも時間がかかります。

洗濯から乾燥まで行ったときの所要時間は約90分です。

カーペットをコインランドリーで洗濯する方法

洗濯機がたくさん並んだコインランドリー

この章では、カーペットをコインランドリーで洗濯する具体的な手順について解説します。

カーペットをコインランドリーで洗濯する手順は以下の通りです。

  1. コインランドリーで洗濯可能か確認する
  2. 掃除機を掛ける
  3. 折りたたむ
  4. 洗濯機を選んで洗う
  5. カーペットを乾燥させる

①コインランドリーで洗濯可能か確認する

カーペットをコインランドリーに持ち込む前に、まずはご自宅のカーペットがコインランドリーで洗濯できるのか確認しておきましょう。

確認するポイントは以下の2点です。

  • 洗濯表示
  • カーペットのサイズ

洗濯表示

まずは、カーペットの洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示とは水洗いの有無や官署りょりの方法など、カーペットの取り扱いについて表記されたものです。

▼洗濯処理に関する洗濯表示

水洗い不可
洗濯処理不可のマーク

水洗い不可のため、コインランドリーでは洗濯できません。

手洗い可
手洗いによる洗濯慮氏ができるマーク

手洗いによる洗濯のみ可能なので、コインランドリーでは洗濯できません。

洗濯機洗い可
洗濯機で通常の洗濯処理ができるマーク

洗濯機による処理が可能なので、コインランドリーで洗濯できます

洗濯表示が「水洗い不可」「手洗い可」の場合は、残念ながらコインランドリーで洗濯することはできません。
「洗濯機洗い可」となっているものは、コインランドリーで洗濯することができます。

出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html

カーペットのサイズ

洗濯表示と併せて、コインランドリーの洗濯機の容量も確認しておきましょう。

洗濯容量とカーペットサイズの目安は以下の通りです。

■カーペットサイズと洗濯機容量の目安■

1.5畳(140×200cm)以下 容量8kg以上
2畳(200×200cm)以下 容量10kg以上
3畳(200×240cm)以下 容量14kg以上
6畳(261×352cm)以下 容量22kg以上

サイズの大きなカーペットを洗う際は、コインランドリーに対応する容量の洗濯機があるかご確認ください。

②掃除機を掛ける

コインランドリーに行く前に、カーペット全体に掃除機を掛けておきます。

カーペットの表面だけでなく、裏面にも掃除機を掛けておきましょう。

繊維の奥にもホコリや汚れは蓄積しているため、とにかくゆっくりと掃除機を掛けてください。

その際、ほつれなどの傷がないかも合わせて確認しておきましょう。

汚れのひどい部分は、あらかじめ洗剤を掛けておくと汚れ落ちが良くなります。

③折りたたむ

カーペットを洗濯機に入れて回す

カーペットに掃除機を掛けた後、持ち運びやすいように折りたたみます

折りたたんだカーペットは、カーペットを洗濯ネットに入れましょう
洗濯ネットに入れておくことで、洗濯による摩擦や衝撃からカーペットを守ってくれます。

カーペットの洗濯には、大型サイズの洗濯ネットをご活用ください。

下準備ができたら、カーペットを持ってコインランドリーへ向かいましょう。
コインランドリーは紙幣が使えないことも多いので、小銭を多めに用意しておくと洗濯がスムーズです。

④洗濯機を選んで洗う

コインランドリーには大小さまざまな洗濯機が設置されています。

カーペットのサイズに合わせて、洗濯機容量をお選びください。

目安サイズよりも大きい洗濯機で洗う分には問題ありません
洗濯槽にゆとりがあることで、カーペットへのダメージを減らすことができます。

洗濯機を選んだら、カーペットを入れてドアを閉めましょう。

温水コースを利用すれば、効率的に汚れを落とすことができます。
40度以上の水温で洗えるカーペットは温水コースを選ぶと良いでしょう。

40度の水温で洗うことができないカーペットは、水洗いのコースをお選びください。

洗濯コースを選べば、あとはカーペットの洗濯が完了するのを待つだけです。

洗濯が終わるまでの隙間時間は、買い物などに充てることもできます。

⑤カーペットを乾燥させる

洗濯が完了したら、カーペットを乾かす作業に移ります。

コインランドリーで乾燥まで完了させたい場合は、乾燥処理に関する洗濯表示をご確認ください。

▼乾燥処理に関する洗濯表示

乾燥機不可
洗濯表示『タンブル乾燥処理不可』

乾燥機による乾燥処理はできません

低温乾燥可
高温乾燥できる洗濯表示

低温の乾燥処理ができます。排気温度の上限は最高60度

高温乾燥可
低温の乾燥処理ができる洗濯表示

高温の乾燥処理ができます。排気温度の上限は最高80度

出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html

乾燥機が使用できるカーペットであれば、そのまま乾燥処理をおこないます。
洗濯表示を参考に、繊維へのダメージが少ない弱乾燥や低温乾燥をお選びください。

乾燥効率を高めるために、カーペットは蛇腹折りにしておきましょう。
サイズの大きなカーペットは、乾燥の途中で裏返すと全体を満遍なく乾かすことができます。

乾燥が終わった段階でカーペットを取り出し、完全に乾いているか確認しましょう。
カーペットが乾ききっていないときは、追加で乾燥をしてください。

乾燥機が使えないカーペットの場合

乾燥機による乾燥処理ができないカーペットは、残念ながら自宅に持ち帰って干さなければなりません

洗濯~脱水まで完了した後、洗濯槽から取り出し自宅へ持ち帰りましょう。

持ち帰ったカーペットは、直射日光の当たらない風通しの良い場所に裏返して干してください

コインランドリーで絨毯を洗うポイント

洗濯機

コインランドリーでカーペットを洗う際に気をつけていただきたいポイントについて解説いたします。

洗濯表示に従う

お手入れを始める前に、必ずカーペットの洗濯表示を確認し、指示に従いましょう。

  • 水洗いの可否
  • 洗濯機洗いの可否
  • 乾燥機処理の可否

など、洗濯表示はカーペットの取り扱いに関する重要なことが書かれています。

洗濯表示を無視したお手入れは、縮みや変色、変形、パイル抜けなどトラブルの元です。
特に、水洗い不可のカーペットや、手洗い可のカーペットは洗濯機やコインランドリーで洗濯しないようにしましょう。

乾燥処理も同様で、乾燥できないカーペットを乾燥機に掛けると、裏面の滑り止めがはがれたり、縮みや変色の原因になります。
洗濯処理後は速やかに取り出し、風通しの良い場所に干すようにしてください。

事前の掃除機掛けは忘れずに

カーペットの繊維の隙間には、埃や砂、食べこぼしなどの汚れが付着しています。

コインランドリーで美しくカーペットを洗うには、これらの汚れは事前に落としておくことが肝心です。

埃や食べかすなどの汚れは水に濡れると粘性のある汚れに変化し、再び毛足にこびりついてしまいます。
洗濯をする前に、カーペットに掃除機を掛けて取り除いてください。

長時間放置しない

洗濯槽に洗濯が完了したカーペットを長時間放置していると、折れジワが付くことがあります。

カーペットの洗濯や乾燥が完了した後、できるだけ早く洗濯槽から取り出してください

洗濯を待つ間に買い物や用事を済ませたい方もいると思いますが、カーペットの洗濯が完了する頃にはコインランドリーに戻るようにしましょう。

コインランドリーで洗濯できるカーペット

洗濯機洗い出来るラグ『マーサー』

洗濯表示で洗濯機洗い可能となっている場合は、コインランドリーで洗濯することが可能です。

最後に、コインランドリーで洗濯できるカーペットを紹介いたします。

まとめ

本記事ではカーペットをコインランドリーで洗濯する方法について解説してきました。

カーペットをコインランドリーで洗濯する際の料金目安は600~1200円です。
洗濯表示に「洗濯機洗い可」のマークが描かれているカーペットは、コインランドリーで洗濯することができます。

カーペットをコインランドリーに持ち込む前に、事前に洗濯表示をご確認ください。
コインランドリーは洗濯機の容量が大きいことから、ご自宅で洗えないサイズのカーペットも洗濯できます。

カーペットにはあらかじめ掃除機を掛けておき、洗濯ネットに入れてから洗濯をしましょう。

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