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6畳の部屋に敷くカーペットサイズの選び方

6畳の部屋に敷くカーペットサイズの選び方

カーペットはサイズを間違えると使い勝手が変わってしまうアイテムのひとつ。

お部屋に対して大きくもなく小さくもないサイズを選ぶことが大切です。

6畳の部屋に敷くカーペットのサイズは、敷き方や生活スタイルに合わせてお選びください。

本記事では6畳の部屋に敷くカーペットサイズの選び方について解説いたします。

6畳の部屋に敷くカーペットサイズの目安

まずは6畳の部屋に最適なカーペットのサイズを紹介します。

こちらで紹介するのは、あくまで目安となります。
ご自宅に敷くラグやカーペットは、お部屋や家具の寸法に合わせてサイズを決定してください。

【畳の規格別】6畳部屋のサイズ目安

レモドのカーペット

カーペットのサイズ選びで失敗しないためには、6畳の部屋の広さを知っておくことが大切です。

6畳の部屋は、寝室やダイニング、一人暮らしのワンルームなど幅広い場所で使われています。

部屋の間取りに「6畳」と書かれていても、すべてのお部屋が同じ寸法になっているわけではありません。
畳には「団地間」「江戸間」「中京間」「本間(京間)」などの種類があり、建物や地域によって規格が異なります。

畳の種類別に、1畳サイズと6畳サイズの目安を表にまとめました。

▼畳の種類別サイズ目安表▼

団地間 江戸間 中京間 本間
1畳 85×170cm 87×174cm 91×182cm 95×191cm
6畳 255×340cm 264x352cm 273x364cm 286x382cm

団地間は地域問わず、公団住宅やマンションなどの共同住宅で使用されることの多い規格です。

江戸間は東京を中心とした東日本で使用されています。
中京間は愛知・岐阜・三重で多く見られ、本間(京間)は西日本で使われることの多いタイプです。

一番大きい本間の広さを100%とすると、中京間は約91%、江戸間は約85%、団地間は約79%となります。
そのため同じ6畳の部屋であっても、畳の規格次第で寸法が大きく変わってしまうのです。

ラグやカーペット等の敷物を選ぶときは、必ず部屋の採寸をおこない正しい部屋の寸法を把握しておきましょう。

アクセント敷き

ペールトーンインテリア

部屋の一部に敷き込むことをアクセント敷きと言います。

大きな家具を置かない場合、または床で過ごすことが多い場合は大きめサイズのラグがおすすめです。

■6畳の部屋におすすめのラグサイズ

  • 200×200cm(2畳)
  • 200×250cm(3畳)

200×200cm(2畳)、200×240cm(3畳)のラグは、お部屋の床の1/2~1/3程度を覆うサイズとなります。
ゆとりあるサイズなので、大人がゆったりと寝転ぶことも可能です。

家具がない場合は、ラグを主役としたインテリにチャレンジしてみても良いでしょう。

一方、ソファやテレビボードなど、家具の間に敷き込む場合は140×200cm(1.5畳)もおすすめです。
ソファの下に敷き詰めるか、ソファの前に敷き込むのか、レイアウトに合わせて最適なサイズをお選びください。

敷き詰め

凹凸に敷き詰められたカーペット

部屋の床一面にカーペットを敷くことを、敷き詰めと言います。

敷き詰めカーペットのサイズは、部屋の寸法を目安に決定しましょう。

■6畳部屋のサイズ目安

  • 団地間:255×340cm
  • 江戸間:264x352cm
  • 中京間:273x364cm
  • 京間:286x382cm

既製サイズのカーペットも上記目安で製作されることが多いです。
しかし、上記はあくまで目安であるため、ご自宅の部屋のサイズが上記の表に当てはまらないケースも多くあります。

目分量で判断せず、必ず部屋の採寸を行ってください
また、布製品であるカーペットはサイズに誤差が生じることがあるため、部屋の実寸よりも1cm小さいサイズを注文しましょう。

当店FROMFLOORでは、1cm単位でカーペットのサイズカットを無料で承っております。
既製カーペットが合わないお部屋でも、ジャストサイズのカーペットを敷いていただくことが可能です。

角カットや凹凸カットなどのサイズ加工も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

【6畳の部屋】カーペットのサイズ選びのコツ

ラグやカーペットは部屋の広さや過ごし方に合わせて選ぶことが大切です。

6畳の部屋に敷くカーペットは以下の5点に気をつけましょう。

  • 敷き方を決めておく
  • 採寸をする
  • 部屋での過ごし方に合わせる
  • 部屋の家具に合わせる
  • 色やデザインも考慮する

この章では6畳の部屋に敷き詰めるカーペットのサイズ選びのコツを紹介します。

敷き方を決めておく

カーペットの採寸やサイズ選びを始める前に、カーペットをどんなふうに敷くのか考えておきましょう。

カーペットの敷き方は、『敷き詰め』『アクセント敷き』『センター敷き』の3種類です。

敷き詰め

6畳の部屋に敷き詰めたカーペット

『敷き詰め』とは、その名の通り部屋全体にカーペットを敷き詰める方法です。

床を広くカバーすることができ、防寒性や防音性を高めることができます。

6畳サイズのカーペットであれば取り扱っている店舗も多いため、敷き詰めしやすいです。

センター敷き

6畳の部屋にセンター敷きしたラグ

部屋の面積よりも一回り小さいサイズのカーペットを敷くことを『センター敷き』と言います。

端にゆとりがあるためどんな形状の部屋にもお使いいただきやすいです。

また、無垢材や大理石などの床材を取り入れている場合、フローリングとカーペットのコントラストをお楽しみいただけます。

アクセント敷き

6畳の部屋にピース敷きしたラグ

ソファの前など部屋の一部分にラグを敷くことを、『アクセント敷き』と言います。

空間のゾーニングをしたり、必要な部分の足元をカバーするのに便利な敷き方です。

採寸をする

部屋の床をメジャーで採寸している

部屋の広さに合わせて敷くカーペットは、採寸が重要です。

ラグサイズの場合も、カーペットサイズの場合も、事前にカーペットを敷く部屋の採寸をおこなってください。

ここでは、『敷き詰め』『センター敷き』『アクセント敷き』それぞれの採寸のポイントを紹介します。

敷き詰め

6畳のお部屋一面にカーペットを敷き詰めるときは、必ず部屋全体の採寸をおこなってください。

柱や凹凸がある場合は、その寸法も計測しておきましょう。

また、カーペットの注文サイズは「部屋の実寸-1cm」となります。

センター敷き

センター敷きは部屋全体の寸法を目安にサイズを決定します。。

部屋に凹凸がある場合は、部屋の中で一番凹んでいる部分よりも小さいサイズで注文するようにしてください。

アクセント敷き

部屋の一部に敷く場合は、部屋全体の採寸だけでなく周辺の家具の大きさも採寸しておきましょう。

また、ソファとテレビボードの間にラグを敷く場合は、家具同士の隙間も採寸しておくことが大切です。

採寸だけでサイズ感が掴みにくいときは、新聞紙や模造紙などを実際のラグサイズにカットして敷いてみてください。

ラグと同じサイズの敷物があることによって、サイズのイメージ違いを防ぐことができます。

部屋での過ごし方に合わせる

ナイロンラグの上に寝転ぶ女性

必要なラグの大きさは、部屋での過ごし方によって大きく変わります。

例えば、リビングのソファ前に敷くラグを選ぶ場合。

ソファに座って過ごすことが多い場合は、ソファに座ったときに足元をカバーできるサイズがあれば充分です。
そのため、コンパクトなサイズのラグでも快適にお過ごしいただけます。

床に座ったり、寝転んだりするスペースが欲しい場合は、寝転んでもゆとりのある大きいサイズのラグを選ぶと良いでしょう。
また、床に長時間座っていられるよう、クッション性の高いものを選ぶことも大切です。

このように、ラグを敷いてどのように過ごしたいのかイメージを膨らませておくと、自ずとカーペットのサイズも選びやすくなります。

色やデザインも考慮する

おしゃれなシャギーカーペット『シリル』

カーペットのサイズは、デザインも考慮しながら選ぶことが大切です。

無地やシンプルなデザインのラグは、すっきりとした印象を与えます。
インテリアに馴染みやすいため、大きいサイズラグや敷き詰めカーペットにも使いやすいです。

派手なデザインや毛足の長いラグは、インパクトがあり空間を華やかにする反面、大きいサイズのものは圧迫感を与えてしまうことがあります。
敷き詰めのカーペットに取り入れてしまうと、落ち着かない印象になってしまうことがあるため注意が必要です。小さめのラグに取り入れれば、インテリアのアクセントになってくれるでしょう。

部屋の家具に合わせる

カーペットのサイズ選びは、部屋に設置されている家具に合わせることも大切です。

敷き詰めの場合は問題ありませんが、アクセント敷きの場合は家具の下の敷き込むのか、それとも家具の前に敷くのかもサイズ選びのポイントになります。

▼部屋別!カーペットサイズを選ぶときの確認事項▼

リビング ・ソファやテレビボードなどの家具の有無
・ソファの下に敷き込むかどうか検討する
ダイニング ・ダイニングテーブルの大きさ
・ダイニングチェアを引いたときの幅も考慮する
書斎・勉強部屋 ・デスクの下に敷き込むかどうか
・デスクチェアを動かす範囲に考慮する
寝室 ・ベッドの下に敷き込むかどうか
・ベッド周辺のどこに敷くか(サイド・足元など)

例えば、江戸間6畳の部屋(264x352cm)に、二人掛けソファ(140×70cm)とテレビボード(110×40cm)を置いたとしましょう。

【6畳の部屋に140×200cmのラグを敷いたレイアウト】
140×200cmのラグを敷いた部屋

140×200cmのラグであれば、ソファとテレビボードの間にすっきりと敷き込むことができます。
足元を広く見せたい場合におすすめです。

【6畳の部屋に200×200cmのラグを敷いたレイアウト】200×200cmのラグを敷いた6畳の部屋

200×200cmのラグは奥行きがあるため、カーペットの下にも敷き込む方がバランスが取りやすいです。
ソファ周りを広くカバーできるため、床で寛ぐ時間が長い場合にも適しています。

部屋に合わせてラグサイズを選ぶ方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

本記事では6畳の部屋に敷くカーペットサイズの選び方について解説いたしました。

6畳の部屋は江戸間で264x352cm本間で286x382cmとなっています。
畳の規格によって部屋の広さが異なるため、カーペットを選ぶ際には必ず採寸をおこなってください。

6畳の部屋に敷くラグサイズ目安は以下の通りです。

■6畳の部屋におすすめのラグサイズ

  • 140×200cm(1.5畳)
  • 200×200cm(2畳)
  • 200×250cm(3畳)

敷き詰めカーペットは部屋の寸法よりも1cm小さいサイズでご注文ください。

カーペットのサイズを選ぶときには以下のポイントに気をつけましょう。

  • 敷き方を決めておく
  • 採寸をする
  • 部屋での過ごし方に合わせる
  • 部屋の家具に合わせる
  • 色やデザインも考慮する

カーペット選びはイメージを膨らませることが大切です。
暮らしのシチュエーションを想像しながら、最適なサイズのカーペットをお選びください。

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