敷き詰めのカーペットは、部屋全体の防音性や断熱性を高め、快適で過ごしやすい空間を床から演出してくれます。
一人暮らしのお部屋にカーペットを敷き詰めて使用したいと考えている方もいるのではないでしょうか?
部屋全体に敷き込めるサイズのカーペットは、決してリーズナブルなものではありません。
そのため、本当にカーペットを敷き詰める必要があるのか、疑問に思っている方もいることでしょう。
全面敷き(敷き詰め)カーペットのメリット・デメリットそれぞれを知った上で、ご自身にあったスタイルのカーペットをお選びください。
本記事では、一人暮らしでカーペットを敷き詰めるメリット・デメリットと、敷き詰めカーペットの選び方を解説いたします。
カーペットの敷き方の種類
カーペットの敷き方は大きく分けると、『部分敷き』と『全面敷き』の2種類があります。
【部分敷き】
部分敷きとは、部屋の一部分にラグを敷き詰める手法です。
ベッドサイドやソファの前など、寛ぐ時間の長い場所にラグを敷きます。
サイズが小さいため、柄物ラグや毛足の長いシャギーラグなど、インテリアのアクセントとなる華やかなデザインにも挑戦しやすいです。
【全面敷き】
全面敷きとは、部屋一面にカーペットを敷き詰める手法です。
防音性や断熱性など、カーペットの機能性や魅力を最大限発揮することができます。
また、カーペットは色展開が豊富ですので、床色を自分好みの色に変えることも可能です。
賃貸でカーペットを敷き詰めるメリット・デメリット
敷き詰めのカーペットはサイズが大きいため、基本的には敷きっぱなしで過ごすことになります。
敷き込んでから後悔しないよう、あらかじめメリットやデメリットについても知っておきましょう。
この章では、賃貸住宅でカーペットを敷き詰めるメリット・デメリットを紹介します。
敷き詰めカーペットのメリット
賃貸住宅にカーペットを敷き詰めるメリットは以下の通りです。
■敷き詰めカーペットのメリット■
- 保温性・断熱性が高い
- 防音性が高い
- 足触りが良い
- 床の傷予防になる
カーペットは断熱性の高い床材です。
部屋の床全体をカーペットで覆うことで、断熱性や保温性を高めることができます。
カーペットは防音効果も高いことから、生活音を吸収し、階下に響かないようにしてくれるでしょう。
また、部屋の床全体をカーペットで覆うことで、物の落下や家具を引きずったときに、床に傷ができるのも予防してくれます。
ラグやカーペットは生活に必須なわけではありませんが、床に敷いておくことで暮らしを豊かにしてくれるのです。
敷き詰めカーペットのデメリット
敷き詰めカーペットのデメリットは以下の通りです。
■敷き詰めカーペットのデメリット■
- 掃除やメンテナンスが大変
- 値段が高い
- ぴったり合うサイズを探すのが難しい
敷き詰めカーペットのデメリットとして挙げられるのが、メンテナンスの難しさです。
カーペットに牛乳やお茶などの液体をこぼしてしまうと、繊維に水分が染み込み汚れが落ちにくくなります。
水拭き掃除をした後はしっかりと乾かす必要があるため、フローリングに比べてお手入れが面倒に感じられるかもしれません。
お手入れを簡単に済ませたいときは、必要な場所にラグを部分敷きするようにしましょう。
部屋の間取りを見てみると、角に柱の凹みがあったり、L字になっていたりと、完璧な正方形や長方形ではないことがあります。
その場合、部屋に隙間なく敷き詰められるカーペットを探すのは難しいかもしれません。
敷き詰めカーペットのメリット・デメリットについての詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
【6畳/8畳】一人暮らしの部屋に合う敷物の費用目安
では、一人暮らしで使用するカーペットは、どのくらいの費用が掛かるのでしょう?
一人暮らしのお部屋に多い江戸間6畳(352cm×264cm)、江戸間8畳(352cm×352cm)の2サイズを例に、カーペットの価格相場をご紹介します。
※こちらで紹介するのは、一人暮らしで使用しやすいカーペットの費用目安です。
ラグは使用される素材や、織り方によって値段が大きく変わるため、目安価格よりも高い・安い商品も数多くあります。
敷き詰めカーペット
住まいを快適に演出し、インテリアに高級感を与えてクエル『敷き詰めカーペット』。
敷き詰めカーペットのサイズは、部屋の広さと同じだとイメージしておきましょう。
▼敷き詰めカーペットの費用目安▼
6畳の相場 | 2~7万円 |
8畳の相場 | 3~10万円 |
敷き詰めカーペットには、既製サイズカーペットとオーダーサイズのカーペットがあります。
当然、既製サイズの方が価格は安いです。
オーダーカーペットは値段が高い分、お部屋の間取りにジャストフィットで敷き詰めることができます。
また毛足密度の高いカーペットや、天然素材を使用したカーペットだと、さらに値段が高くなりやすいです。
タイルカーペット
タイルカーペットは、一辺が40~50cmのタイル状の敷物です。
1枚のサイズが小さく、またハサミでカットできるため、どんな形状のお部屋にも敷きやすいというメリットがあります。
リビングはもちろんのこと、廊下や玄関など特殊な形状にも敷き込みやすいです。
▼タイルカーペットの費用目安▼
6畳サイズの相場 | 1.7万円~8.4万円程度 |
8畳サイズの相場 | 1.9万円~9.8万円程度 |
タイルカーペットは汚れたときに洗い替えできることも魅力のひとつ。
予備のタイルカーペットを購入しておくと安心でしょう。
ラグ
部分敷きに使われる3畳サイズ以下の敷物を、一般的に『ラグ』と言います。
6~8畳の部屋に敷くラグのサイズは、130×190cmや190cm×190cm程度が目安です。
価格目安は5000円~30000円となります。
費用を安く抑えたいときは、敷き詰めカーペットよりも、部分敷きのラグが適しているでしょう。
部屋の大きさ、家具の大きさに合わせてラグのサイズをご検討ください。
一人暮らしで使用する敷き詰めカーペットの選び方
一人暮らしで使用する敷き詰めカーペットは原状回復などにも気をつけながら選ばなければなりません。
この章では、一人暮らしで使用する敷き詰めカーペットの選び方について解説いたします。
色・デザイン
敷き詰めカーペットを選ぶときに大切なのが、色選びです。
敷き詰めカーペットは部屋全体を覆います。
つまり、カーペットの色がそのまま床色になるという事です。
色選びに迷ったときは、ベージュやアイボリー、グレーなど、他のインテリアに合わせやすいニュートラルな色をお選びください。
また、敷き詰めカーペットは気軽に買い替えるものではないため、汚れの目立ちにくい色を選ぶことも大切です。
真っ白よりも、ややくすみ感のある色や落ち着いたトーンの色を選びましょう。
ホワイトインテリア、モノトーンインテリアなど、お部屋のテーマカラーが予め決まっている場合は、テーマに沿ったカーペットの色をお選びください。
サイズ
敷き詰めカーペットを決めるときには、サイズ選びも重要です。
畳の規格には、江戸間・本間・中京間。団地間など様々あります。
そのため、6畳の部屋であっても、6畳サイズのカーペットが敷き込めるとは限らないのです。
カーペットを部屋全体に敷き詰めたいときは、必ず採寸を行ってサイズを決定しましょう。
全面敷きのカーペットは、全体に遊び(隙間)がある方がきれいに敷き込めます。
カーペットは、採寸した大きさよりも1cm小さいサイズを選びましょう。
お部屋の間取りに合うカーペットが見つからないときは、サイズオーダーのカーペットがおすすめです。
当店FROMFLOORでは、カーペットのカット加工を無料で承っております。
敷き詰めカーペットの採寸方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
凹凸加工や変形加工を施したオーダーカーペットの採寸方法は、こちらの記事をご参照ください。
機能
カーペットには様々な機能がついています。
暮らしのシーンに合わせて、欲しい機能をピックアップしましょう。
特に全面敷きのカーペットは洗濯が難しいため、お手入れがしやすい機能が備わっていると安心です。
衛生的に使いやすい機能には、『撥水』『防ダニ』『抗菌・防カビ』などがあります。
また、賃貸の騒音対策としてカーペットを敷く場合は、『防音』機能が備わっていると良いでしょう。
一人暮らしでも使用しやすい敷き詰めカーペット
一人暮らしでも使いやすい敷き詰めカーペット・タイルカーペットを紹介します。
当店の敷き詰めカーペットは、1cm単位で無料サイズ加工致します。
バンジュ
長く衛生的に使いやすい、強力撥水&消臭機能付きオーダーカーペット『バンジュ』。
ホルムアルデヒド、生ゴミ臭、煙草臭などの生活悪臭を空気中の酸素を使って分解するトリプルフレッシュⅡ機能が付いたカーペットです。
撥水効果も高く、液体をこぼしても染み込むまでに時間がかかります。
シンプルな無地のデザインなので、インテリアにも合わせやすいです。
ラックス 江戸間
防音・防ダニ・防炎・滑り止め付きカーペット『ラックス 江戸間』。
複数の糸色がミックスされているので、無地のように見えても豊かな表情をお楽しみいただけます。
滑り止め付きですので、全面敷はもちろん、インテリアの一部にアクセントとして使用するのもおすすめです。
遮音等級△LL(I)-6と高い防音効果があり、生活音がほとんど響きません。
階下への騒音が気になる方も安心してお使いいただけます。
防音&防ダニ&防炎&スベリ止め付き高密度のナイロンシャギーカーペット
『ラックス 江戸間』
カルマリ
幾何学模様がさりげなくお部屋を演出するウィルトン織りカーペット『カルマリ』。
韓国風インテリアや北欧インテリアにも合わせやすい、優しい色使いのデザインカーペットです。
お部屋に合わせて1cm単位でサイズオーダーいただけます。
敷き詰めカーペットでもデザイン性は譲れないあなたに…。
マティ
サイズオーダーができる、デザインウィルトン織りカーペット『マティ』。
男女問わず使いやすい、ヴィンテージ調のデザインが魅力です。
一人暮らしでも洗練された空間を演出したい方におすすめの1枚。
ワンダフィ 【厚み約10mm】
業界初のサイズオーダー可能なウレタンラグ『ワンダフィ―』。
厚さは10mmとウレタンラグの中では比較的薄手ですが、低反発ウレタンを使用することで踏み心地良く仕上げました。
角カットや円形・楕円などの変形加工も承っております。
家具を避けて配置することもでき、家具を搬入してからでも敷き込みやすいです。
※最大製作サイズは200×400cmのため、6畳や8畳のお部屋に敷き詰める際は2枚に分割してください。
しっかりとした踏み心地や、防音効果が欲しい方には、厚さ18mm・28mmタイプもおすすめです。
プルーフ
汚れた部分は取り外して洗えるタイルカーペット『プルーフ』。
一般的な撥水加工のカーペットは、完成したカーペットに撥水加工を施します。
一方、プルーフは糸そのものに撥水機能が備わっているため、水を弾く効果が非常に高いです。
敷き詰めやすいタイルカーペットは、小さなスペースから全面敷きまで、空間に合わせて自由にお使いいただけます。
賃貸にカーペットを敷き詰める注意点
ここからは、賃貸のお部屋にカーペットを敷き詰めるときの注意を紹介いたします。
原状回復できるものを選ぶ
賃貸住宅には原状回復の義務があります。
『原状回復』とは、部屋を返すときは、借りたときの状態に戻す義務のことです。
そのため、賃貸住宅では接着剤やグリッパー工法など、床に傷跡が残るような方法でカーペットを設置することはできません。
賃貸で使用するカーペットは、敷くだけで設置可能なもの(置敷き)をお選びください。
家具を運搬する前に敷き詰めておく
カーペットを敷くタイミングは、家具を運搬する前がおすすめです。
敷き詰めカーペットは、家具の下にも敷き込む必要があります。
荷解きが済んでからカーペットを敷くとなると、再度家具を移動させなければなりません。
家具を運搬する前に、カーペットの敷き詰め作業を完了させておくようにしましょう。
カビに注意
カビは直射日光の当たらない、高温多湿で餌のある場所を好みます。
カーペットの裏面は湿気がこもりやすいため注意が必要です。
カーペットが湿った状態のまま放置されると、カビが発生する可能性があります。
液体をカーペットにをこぼしてしまったときは、速やかに拭き取るようにしましょう。
また、換気をしたり、カーペットをめくって裏面に風を送ることでも湿気を取り除くことができます。
床の汚れを取り除いておく
カーペットを敷く前に、フローリングを掃除して汚れを取り除いておくことも大切です。
カーペットにゴミや砂が付着したままカーペットを上に敷き込むと、カーペットがズレたときに傷ができてしまうことがあります。
また、汚れが付着したままカーペットを敷きっぱなしにしていると、汚れを養分としてカビが発生してしまうこともあるためです。
カーペットは滅多に裏返して掃除しないからこそ、フローリングがきれいな状態にしてから敷き込むようにしてください。
本記事のまとめ
本記事では、一人暮らしでカーペットを敷き詰めるメリット・デメリットと、敷き詰めカーペットの選び方を解説いたしました。
カーペットは床の傷防止や階下への防音対策など、賃貸暮らしに嬉しいメリットがたくさんあります。
一方で、カーペットは汚れが落ちにくかったり、デザインが限られてしまうというデメリットもあります。
お手入れの手間を減らしたい方や、クッション性が欲しい場所が限られているときは、部分敷きのラグがおすすめです。
カーペットの魅力を存分に感じたい方、インテリアに高級感をプラスしたい方は部屋全体にカーペットを敷き詰めてみてください。
カーペットの豊かな足触りが演出する空間は、快適で上質なものとなることでしょう。