ソファと組み合わせて使うことが多いラグ。
断熱性やクッション性に優れたラグを足元に敷き込むことで、ソファで過ごす時間を豊かにしてくれます。
一方で、ラグとソファの配置やカラーコーディネートについてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事ではラグとソファの配置方法と、ソファに合わせたラグの選び方について解説いたします。
ラグとソファの置き方・組み合わせ方
ソファとラグを組み合わせるときに大切なのは、過ごし方に合あわせて配置方法を選ぶこと。
ラグとソファの配置として多いのは、以下の2パターンです。
- ラグをソファの前に敷く
- ラグをソファの下に敷き込む
どちらにもメリット・デメリットがあります。
ソファでの過ごし方をイメージしながら、どのように配置するのか決定しましょう。
まずは、ラグとソファの基本の組み合わせ方について解説いたします。
ソファの前にラグを敷く
まずご紹介したいのが、ソファの前にラグを敷く方法です。
■ソファの前にラグを敷くメリット■
- ラグの色・柄が映える
- ラグが移動しやすい
ラグがソファに隠れる心配がないため、ラグの形状や柄をしっかり見せることができます。
インテリアとしてラグを敷きたいときは、ソファ前に敷きましょう。
ラグのメンテナンスを頻繁に行いたい場合も、ラグを移動しやすいようソファ前に敷く方法がおすすめです。
一方、ソファの脚がフローリングを傷つけてしまう可能性については留意しておきましょう。
ソファの下にラグを敷く
一方、ソファの下にラグを敷き込む方法もあります。
■ソファの下にラグを敷くメリット■
- 床の傷予防になる
- ラグの滑り止め効果
- 狭いスペースでも敷きこみ可
フローリングを広く覆うことができるため、床の傷を予防したいときに便利です。
脚が細いソファを使用している、無垢材や畳の床を傷つけたくないときには、ラグをソファの下に敷き込みましょう。
その他、ソファが重しの代わりとなりことで、ラグのずれを予防する効果も期待できます。
懸念点として挙げられることは、ラグにソファの脚の跡がついてしまうこと。
特にウレタンラグは復元が難しいことが多いのでご注意ください。
また、ソファをラグに乗せたまま移動させることも厳禁です。
ラグに歪みや傷が生じる恐れがあるので、必ずソファは持ち上げるようにしてください。
ソファに合うラグのサイズ選び
ソファとラグを組み合わせるときに考慮しなければならないのが、ラグとソファのサイズバランスです。
ラグのサイズは、ソファの横幅より少し長めに設定すると見栄えが良くなります。
ここでは、ソファに合わせたラグサイズの選び方について解説いたします。
ソファの使用人数とラグのサイズ目安
まずはソファの使用人数別に、ラグのサイズ目安について紹介いたします。
ソファとラグを重ねる場合は、ソファの横幅だけでなく奥行きも採寸しておきましょう。
2人掛け
2人掛けソファの幅は110~160cmが一般的。
それよりも一回り大きなサイズのラグが必要になります。
■2人掛けソファに合うラグサイズ■
- 90×150cm
- 140×200cm
- 直径140cm円形
ソファの前にアクセントとして敷くのであれば、90×150cmのコンパクトサイズがおすすめです。
140×200cmのラグは、ソファと被せても、ソファの前に敷いてもバランスよくまとまります。
3人掛け
3人掛けソファの平均的な幅は170~220cm程度です。
ソファのサイズに比例して、必要なラグサイズも大きくなります。
■3人掛けソファに合うラグサイズ■
- 140×200cm
- 200×200cm
- 200×250cm
- 直径200cm円形
3人掛けソファの前に座って過ごす時間が長い場合は、奥行きのある200×200cmや200×250cmをお選びください。
L字ソファ
L字のソファや、2台のソファをL字に組み合わせて使う場合、ソファの幅・奥行き両方を考慮してラグのサイズを決定します。
■L字ソファに合うラグサイズ■
- 200×200cm
- 200×250cm
- 直径200cm円形
ソファに被せてラグを敷くことで、ダイナミックな床を演出できます。L字の内側にのみラグを敷けば、部屋全体がすっきりとした印象に。
空間のイメージに合わせてラグのサイズをお選びください。
ラグの形状
先ほど紹介したサイズ目安は、ラグが四角形だった場合のサイズ目安となります。
ですが、ソファに合わせるラグが長方形や正方形とは限りません。円形やハート型など、ラグの形状は様々ですから。
ラグの形状によってラグの敷き方・サイズの選び方が異なるので注意しましょう。
正方形・長方形
長方形や正方形のラグは、ソファの座面と並行に敷き込むのがセオリー。
ラグの横幅は、ソファの座面を基準に少し大きいサイズをお選びください。
ラグの奥行き(ソファの面に対して垂直になる幅)は、ケースバイケースでお選びいただく必要があります。
ラグの下に敷き込む場合は、ソファ分の長さも必要となるため奥行きのある正方形などが良いでしょう。
逆にソファの足元さえカバーできれば良い場合は、キッチンマットのような奥行きの短いものでも問題ありません。
過ごし方に合わせてラグの幅・奥行きをお選びください。
円形
インテリアのアクセントとしても人気なのが、円形のラグです。
円形のラグをソファの下に敷き込むとなると、相当大きなサイズが必要となります。
そのため、円形のラグはインテリアのアクセントとしてソファの前に敷くのがおすすめ。
ラグの先端をソファの下に敷き込むことで、足元を広くカバーすることができます。
ユニークデザイン
ラグの形状は長方形や円形だけではありません。
形式にとらわれないユニークな形のラグは、インテリアのアクセントとして敷きたいときに便利です。
ラグの長辺をソファと合わせるように配置し、足元をカバーできるようにしましょう。
ソファに合わせたラグのカラー選び
ラグやソファは家具の中でも大きな部類に含まれます。
ソファとラグの配色が、インテリア全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。
ソファとラグを似たような色にすれば、まとまりのあるコーディネートになります。
インテリアに抑揚をつけたい場合は、ソファとラグの色を対比させると良いでしょう。
ここでは、ソファに合わせたラグのカラー選びについて解説します。
同色系でまとめる
ラグとソファが同じ色だとまとまりのある空間になります。
クッションや小物に色味を取り入れて遊び心を演出してください。
同色系の場合は、色のトーンを変えるなどのアレンジを加えてみてください。
同一トーンでまとめる
淡いトーンで揃えたカラフルなラグのコーディネート。
トーンとは、色の明るさと鮮やかさのこと。
色の濃淡が同じになることで、色相が違っていても統一感が生まれます。
ソファと同じトーンで揃えれば、多色使いのラグも怖くありません。
ラグをアクセントカラーにする
ラグと観葉植物のグリーンが目を引くコーディネート。
ソファと床の色をブラウン系に揃えることで、アクセントのグリーンが際立ちます。
あえてソファと異なる色のラグを配置することで、メリハリのあるコーディネートに。
上級者向けのように見えますが、ポイントを抑えていればそこまで難しいものではありません。
- ラグとソファどちらか床の色と同じ系統にする
- ラグとカーテンの色・トーンを揃える
- ラグと小物の色・トーンを揃える
というように、ラグ・ソファ以外の家具のカラーコーディネートに気をつけましょう。
ソファの下に敷くおしゃれなラグ5選
ここからは、ソファに合わせて使いやすい当店自慢のラグを紹介します。
ラバル
ウールと綿を使用したナチュラルラグ『ラバル』。
空間にアクセントをプラスする、風合い豊かな立体デザイン。
手仕事ならではの素朴な表情がナチュラルモダンな空間にマッチします。
ジェム
全12色のナイロンシャギーラグ『ジェム』。
ボリュームたっぷりの艶めくシャギーに心が躍ります。
ナイロンは丈夫で耐久性に優れた素材。
ソファの下に敷き込んでも毛足がへたりにくいです。
ルフト
ツートンカラーが美しいアートなデザインラグ『ルフト』。
上質なウールを100%使用した風合い豊かなラグです。
プロムナード
フリーハンドで描いた動きのあるデザインが目を引くフックラグ『プロムナード』。
フックラグの魅力は、その表現力の高さ。
1枚のラグの中で色柄はもちろん、毛足の長さ、テクスチャ、素材に至るまで自由に変えることができます。
しっかりとボリュームがあるので、ラグの前に座って過ごすのにも最適です。
ソファの足元のみをカバーするロングマットタイプもおすすめです。
リリネ
1本の糸を複数のカラーで染めるスぺダイ染色。
無地でもほのかに表情があり、美しいグラデーションをお楽しみいただけます。
ソファと同系色でコーディネートしても、
この記事のまとめ
この記事では、ソファとラグの組み合わせ方について解説してきました。
ラグをソファの下に敷き込むと足元を広くカバーすることができます。
床を保護できるので、脚の細いソファと組み合わせるときや、和室にソファを設置するときに便利です。
一方、ラグをソファの前に敷くとメリハリのあるコーディネートになります。
ユニークなデザインのアクセントラグを敷くと、華やかな空間を演出できますよ。
ラグは空間全体の高級感を演出してくれるので、ぜひ敷いてくださいね。