ウレタンの中には低反発と高反発の2種類があります。(それ以外のものは普通ウレタンと呼ばれます。)
低反発ラグは沈み込むような、柔らかな感触が特徴です。
高反発ラグは押し返すような弾力があり、身体をしっかりサポートしてくれます。
ウレタンラグを選ぶときは、それぞれのメリット・デメリットを知った上で自分に合ったウレタンの種類を選びましょう。
本記事では低反発ラグと高反発ラグの違いと、低反発ラグ・高反発ラグを選ぶポイントについて解説いたします。
低反発と高反発の違い
ウレタンラグを簡単にご説明しますと、化学反応によって液体薬品を膨張させ固めたものになります。
ラグマットだけでなく、布団のマットレスや、ソファのマット、台所スポンジなど幅広い用途で使用される素材です。
そんなウレタン素材は、反発力の大きさによって低反発ウレタンと高反発ウレタンに分類されます。
■低反発・高反発ウレタンの違い■
低反発 | ・反発力が弱い ・身体が沈みこみフィット感がある |
高反発 | ・反発力が強い ・身体が沈み込みすぎず身体をサポートする |
低反発と高反発の中間くらいの反発力を持つウレタンが普通ウレタンです。
低反発ウレタンと、高反発ウレタンはどちらもラグに使われる素材です。
ですが、反発力の大きさが違うため使用感が少し異なります。
次の章からは、低反発ウレタンと高反発ウレタンを使用したラグのそれぞれの特徴について解説いたしましょう。
低反発ウレタンラグの特徴
しっかりと身体にフィットし、包み込まれるような座り心地を味わえる低反発ウレタン。
そんな低反発ウレタンを使用したラグのメリットとデメリットをご紹介します。
低反発ラグのメリット
低反発ラグのメリットは以下の通りです。
■低反発ラグのメリット■
- 沈み込むような踏み心地
- 体圧分散性が高い
- 衝撃吸収性に優れる
感触の柔らかい低反発のラグは、身体の凹凸に合わせてしっかりフィットします。
沈み込むような踏み心地は、座ったり寝転んで寛ぐのに最適です。
低反発のラグは身体に沿って沈み込むため、身体の一部分に圧力がかかることを防ぎます。
また体圧を分散して衝撃を吸収してくれるため、転倒時の怪我予防にも最適です。
低反発ラグのデメリット
一方、低反発ラグのデメリットには以下のようなものがあります。
■低反発ラグのデメリット■
- 通気性があまり高くない
- 姿勢が固まりやすい
- 水を含むと重くなる
身体にフィットする分、湿気もこもりやすくなります。
夏場には少し暑苦しく感じられるかもしれません。
また、フィット感が高い分、座ったり寝たりする姿勢が固定されてしまいやすいこともデメリットです。
高反発のラグにも言えることですが、ウレタンのラグは洗濯すると中に水分を含んで重くなります。
水洗いしたい場合は、低反発・高反発関係なく洗えるものを選ぶようにしましょう。
高反発ウレタンラグの特徴
高反発ラグは、押し返す力が強く身体が沈み込みすぎません。
そんな、高反発ウレタンラグのメリットとデメリットをご紹介します。
高反発ラグのメリット
高反発ラグのメリットは以下の通りです。
■高反発ウレタンラグのメリット■
- 復元力があり耐久性が高い
- 低反発より通気性が良い
高反発のウレタンは、沈み込んだ時の跳ね返す力が強いです。
そのため、手で押さえてもすぐに復元され跡が残りません。
反発力が高い高反発ウレタンは、身体が沈み込みすぎないため、寝返りなどが打ちやすいです。
身体をしっかりサポートしてくれることから、ベッドマットレスなどの寝具にも使用されています。
また、低反発ウレタンよりも通気性が良いこともメリットと言えるでしょう。
高反発ラグのデメリット
高反発ラグのデメリットには以下のようなものがあります。
■高反発ラグのデメリット■
- 低反発より踏み心地がやや硬い
- 商品の種類が少ない
- 低反発より値段が高いことが多い
高反発ラグは反発力が高い分、踏み心地が少し硬いです。
低反発のように身体に沿うようなフィット感をお求めの方だと、高反発ラグは物足りなさを感じられるかもしれません。
高反発のラグは低反発ラグより商品数が少ないこともデメリットです。
また低反発ラグに比べて耐久性が高い分、費用が高い傾向があります。
低反発ラグと高反発ラグ、どっちを選ぶ?
ここまでは、低反発ラグと高反発ラグの違いについて解説してきました。
低反発ラグと高反発ラグでは使用感が異なりますが、何を基準にウレタンの種類を選べば良いのでしょう?
この章では、低反発と高反発のどちらのラグを選ぶか迷ったときの選び方をご紹介します。
ウレタンラグ全般の選び方についてはこちらの記事をご参照ください。
へたりにくさ
ウレタンラグは経年によって、クッションがへたってきてしまいます。
使用頻度や使い方によって大きく変わりますが、低反発よりも高反発の方が比較的へたりにくいです。
同じラグを長く使用したい場所には、高反発ウレタンラグを選ぶと良いでしょう。
余談ですが、ウレタンラグは一度へたってしまうと、クッションを復活させるのは難しいです。
ウレタンがへたったタイミングが、ラグを買い替えるタイミングだと覚えておきましょう。
踏み心地・座り心地
低反発ラグと高反発ラグは、それぞれ異なる座り心地をしています。
好みによる部分が大きいため、一概にどちらが良いと判断するのは難しいです。
求めているクッション性や座り心地をイメージしながら、ウレタンの種類を選びましょう。
包み込まれるような、柔らかなフィット感がお好きな方は低反発ラグがおすすめです。
沈み込みすぎず、しっかり身体を支えて欲しい方は高反発のラグをお選びください。
身体への負担の少なさ
座ったり寝転んだりしたときの身体への負担を考慮するならば、高反発ウレタンラグがおすすめです。
高反発ウレタンラグは踏み込んだ時に下から支えてくれるような弾力があります。
この弾力が体圧を分散してくれるため、高反発ラグは長時間座ったり寝転んだりしていても身体への負担が少ないです。
低反発ウレタンのような沈み込むような柔らかさも欲しいときは、2層構造のラグをお選びください。
寝返りのうちやすさ
赤ちゃんや小さいお子様のいるご家庭では、キッズスペースやお昼寝スペースにウレタンラグを敷くこともあるでしょう。
寝返りのうちやすさで選ぶなら、反発力のある高反発ウレタンラグがおすすめです。
キッズスペースでは、お子様が床に座ったり寝転んだりする時間も長いと思います。
お子様の座り心地や寝心地を重視する場合は、低反発ラグを選んでも良いでしょう。
薄手のラグの場合、ウレタンが入っていてもクッション性を発揮できないことがあります。
床に座ったり寝転んだりする時間の長い場所には、ある程度厚みのあるウレタンラグをお選びください。
コストパフォーマンス
一般的に、低反発ラグよりも高反発ラグの方が値段が高い傾向があります。
できるだけウレタンラグの費用を抑えたいときは、低反発ラグを選びましょう。
低反発ラグに比べて高反発ラグの方が耐久性が高いため、長い目で見たときのコストパフォーマンスは両者に大きな違いはありません。
ラグのコストパフォーマンスで選ぶときは、ラグを使用する期間や目的も併せて検討しましょう。
ベビースペースに敷くラグなど、短期間で買い替える前提であれば低反発ラグがおすすめです。
長期にわたって使用したい場合は、耐久性のある高反発ラグを選ぶと良いでしょう。
種類の多さ
一般的に、低反発ラグの方が市場で販売されている数が多い傾向があります。
ウレタンの種類だけでなく、色やサイズ、デザインなど様々な条件を吟味して選びたい方は、低反発ラグの方が選択肢が多くなるでしょう。
おすすめウレタンラグ『ワンダフィ』
最後に当店FROMFLOORオリジナルのウレタンラグ『ワンダフィ』をご紹介します。
ワンダフィは、ウレタンラグでは業界初のサイズ加工・形状加工が可能なラグです。
ウレタンラグを1cm単位でサイズオーダーしてお作りいたします。
部屋の柱に合わせて角をカットする、ソファに合わせて凹凸カットする、掘りごたつに合わせてくり抜きカットするなどの形状加工も可能です。
リビングルームに敷き詰める大型サイズから、細長い廊下敷き、お子様のお昼寝マットまで大小様々にご希望のサイズのラグを制作いたします。
また、ワンダフィは厚みをお選びいただけることも大きな特徴です。
厚みは10mm、18mm、28mmの3種類となっております。
厚さ10mmは低反発ウレタン、厚さ18mm、28mmは普通ウレタンです。
インテリアに合わせやすいベーシックな10色展開で、ヘム(縁取り)のカラーも10色からカスタマイズいただけます。
■厚さ約10mmの低反発ウレタン
■厚さ約18mmの普通ウレタン
■厚さ約28mmの普通ウレタン
本記事のまとめ
本記事では、低反発ラグと高反発ラグそれぞれのメリット・デメリットと選び方について解説いたしました。
ウレタンラグは、大きく分けると低反発と高反発の2種類があります。
低反発ラグのメリット・デメリットは以下の通りです。
■低反発ラグのメリット・デメリット■
○沈み込むような踏み心地
○衝撃吸収性に優れる
▲通気性があまり高くない
▲水を含むと重くなる
低反発ラグは包み込まれるように体にフィットします。
ラグの上で心地よく寝転びたい方におすすめです。
一方、高反発ラグのメリット・デメリットには以下のようなものがあります。
■高反発ラグのメリット・デメリット■
○復元力があり耐久性が高い
○体圧分散性が高い
○低反発より通気性が良い
▲低反発より踏み心地がやや硬い
▲商品の種類が少ない
高反発ラグはしっかりと押し返すような弾力があります。
また、低反発ラグに比べて耐久性が高いです。
どちらのウレタンラグにもメリット・デメリットがあります。
使用用途に合わせて、どちらのウレタンが適しているのか検討しましょう。